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藤川「なあなあ!2人とも戻ってくるなら言ってくれよなあ!!」
『何で藤川に言わないといけないのよ』
藤川「何でってなんだよ!あ!サプラ〜イズ…みたいな?」
『もうあんたといると疲れるわ』
藤川「何でだよ〜前までは笑ってくれてたのにな!」
『笑った記憶なんてないけど』
藤川「ひぃ〜、加藤は相変わらず冷たいねぇ」
『そうですか。ごちそうさま』
藤川「お、おい!まて!」
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《 ホットライン 》
白石「翔北救命センターです」
「共同司令センターよりドクターヘリ要請です。
かずさ七夕まつりで山車が横転、民家に救いましたが
負傷者多数です。」
白石「多数ってどのくらいですか」
「現場の消防からは7.8名と報告を受けていますが正確な情報はまだです。混乱しているようです。」
白石「わかりました、出動します」
《 ドクターヘリエンジンスタート… 》
白石「緋山先生お願い」
緋山「わかった」
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『白石、負傷者結構いるみたいね。タッチアンドゴーで
加藤、藍沢、雪村。その次に藤川、フェローで向かう。』
白石「わかった、お願い。現場に着いたらまずトリアージしとく。」
『了解。』
『雪村さん』
雪村「はい」
『ヘリが戻ってきたら一緒に現場に向かう。輸血、輸液あるだけ準備して。あと小児用キットも』
雪村「わかりました。」
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『だいぶ混乱してるみたいね』
藍沢「あぁ。」
『久しぶりのヘリよ、緊張しない?』
藍沢「しない、お前はしてそうだな」
『すこし…』
藍沢「救おう。 絶対に」
『うん』
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『白石』
白石「山車の方に何人かけが人がいる。そっちお願い。」
『わかった』
「先生!こちらです!!」
『はい!』
『翔北救命センターの加藤です。分かりますか?』
「…は、はい
わ…たし、む……す」
『エコー。』
雪村「はい」
『娩出始まってる、ここで産ませるわ。』
雪村「はい。小児用キット準備します。」
『お願い
お母さん、ここで赤ちゃん産ませます。
頑張りましょう』
「は…い」
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作者名:りん | 作成日時:2023年7月18日 20時