＊割り込み企画＊ ページ10
こんにちは、りんです。
特別編の途中ですが、先週バレンタインだったことを忘れてました。
遅くても大丈夫との嬉しいお言葉を頂いたので、企画割り込みます！！
ハートのバレンタインもお楽しみください♪
〜ペンギン視点〜
今日も海を征く黄色い潜水艦。
食堂の扉の前で立ち尽くしているのはこの船のNo.2、ペンギン。
ドアノブに、触れようとする手は汗をかき、微かに震えている。
そして中から聞こえる2人の声。
「真っ白で、柔けぇな」
「シャチさん、手つきが、、、った」
「お、悪りぃ」
「もぉ、優しくしてくださいよ」
絶対に違う。
そんなこと、あってはならない。
だが、身体が、この手が動かない。
「シャチさん、す、すごい」
「どうだ？俺の指捌きは」
「やっ、、、激し」
「俺こんなもんじゃねぇぞ、ここちゃんと持っとけよ」
絶対に違う。
そんなこと、あってはならない。
シャチもAも船長を決して裏切ったりはしない。
しかし、ふと脳裏によぎるシャチの言葉。
“おれ、A好きだもんな”
まさか、、、そんなこと有り得ない。
「シャチさんの、おっきぃ」
「へへっ、すげぇだろ」
「それ絶対、入んないですよ」
「大丈夫だって。ほら、入れっぞ」
「〜〜っっ！！キツっ」
「ほらな、全部入った」
「や、、何か、嬉しぃ」
「どうかしたか、突っ立って」
「！！」
その低い声に驚いて振り向けば、医学書片手に首を傾げこちらを見つめるローの姿。
「風邪か？」
「え、、いえ、あの」
嫌な汗が背中と手のひらから吹き出すが、幸い今は中から声が聞こえない。
「こ、珈琲ですか？」
「さっき飲んだ、変なヤツだな」
ククッと笑いながら歩き出すローは、どうやら食堂に用事はないらしい。
ペンギンの前を通り過ぎたので、胸を撫で下ろしたその時。
「A、お前、、締めすぎっ」
「シャチさんのが、大きすぎるんですよぉ」
大きな声が、静かな廊下に響く。
ピタリと止まるローの足。
「いや、これは」
言葉はそこで詰まってしまった。
ローから放たれるさっきが静かな廊下を凍りつかせる。
「てめェは監視役か」
「ちが」「どけ」
鋭く睨まれれば、扉の前から退かざるおえない、まぁそこを守る理由もないのだが。
バァン！！
ガシャァァン！！
ローが勢いよく扉を蹴破る音と一緒に食堂の中からも盛大な音が聞こえた。
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ロー様大好き - ロォ〜様に起こされた〜い！！ (2017年3月11日 9時) (
レス) id: 2288a0f58b (このIDを非表示/違反報告)
すみれ - こっちも面白かった！！！ (2015年11月16日 12時) (レス) id: b4b4568259 (このIDを非表示/違反報告)
椿ノ雨 - 特別編最高でした！ (2015年8月25日 2時) (レス) id: f7fa7407a2 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - チカさん» ありがとうございます（≧∇≦）嬉しい〜♪そんなチカさん最高です！！今後もロー様のクールキャラを破壊しないよう、更新頑張ります！！ (2015年6月27日 20時) (レス) id: 37e13b2170 (このIDを非表示/違反報告)
チカ(プロフ) - りんさん最高です！ローと主人公の会話面白い！こらからも頑張ってください！！（≧∇≦） (2015年6月27日 17時) (レス) id: 0fb3f303db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りん | 作成日時：2015年1月24日 18時
