2.問題集 ページ2
ローが食堂を後にすると、机に置かれていた問題集にクルー達が集まる。
クルー「どんな問題なんだ？」
コック「魚の種類なら任せろ」
ベポ「蜂蜜の種類なら」
「「クマかよ！！」」
ベポ「、、、クマですいません」
「「打たれ弱っ！！」」
ペンギン「まぁベポ、残念ながら蜂蜜関連では無いらしい、今回は2人のサポートを頼んだ」
ベポ「アイアイッ」
久々のそのやりとりに笑いながら本をめくるクルー達。
ペンギン「希望者がいれば変更するが」
ペラリ ペラリ ペラリ
クルー「え、、あ、、おれ掃除当番だった」
クルー「そ、そうか、、手伝うよ」
ペラリ ペラリ ペラリ
コック「さて、仕込みでもすっかな」
クルー「シャチ、A、頑張れよ」
次々と食堂を後にするクルー達。
回り回った問題集が座っていたシャチの前に置かれた。
シャチ「お前ら情けねぇな、仕方なくここはシャチ様が、、、！？！」
淹れたての珈琲をペンギンに渡し、突然、石のように固まったシャチの手元をAが覗き込む。
「どんな問題なんですか、、、って何これ？」
そこには数字数字の大行列、つまり計算問題。
ペンギン「悪いな、そういうわけだから」
3人だけ残された食堂で、ペンギンは申し訳なさそうにそう言うと何処にあったのか、大きなダンボール箱を取り出した。
「これは？」
石になったシャチの隣でAが箱に手を伸ばす、、、が、いい予感などしない。
ペンギン「問題集だ。やるなら徹底的に、だろ？シャチは俺が見るから、Aは船長に教えてもらってくれ」
今だに問題集を持ったまま石になっているシャチの首根っこをペンギンは掴むと、ズルズルと引きずりながら食堂を出て行った。
「あ、、、珈琲、冷めちゃう」
Aは積まれていた問題集と珈琲を器用に持つと、船長室へと向かった。
コック「今日の夕飯は、魚の目玉にしよう」
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ロー様大好き - ロォ〜様に起こされた〜い！！ (2017年3月11日 9時) (
レス) id: 2288a0f58b (このIDを非表示/違反報告)
すみれ - こっちも面白かった！！！ (2015年11月16日 12時) (レス) id: b4b4568259 (このIDを非表示/違反報告)
椿ノ雨 - 特別編最高でした！ (2015年8月25日 2時) (レス) id: f7fa7407a2 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - チカさん» ありがとうございます（≧∇≦）嬉しい〜♪そんなチカさん最高です！！今後もロー様のクールキャラを破壊しないよう、更新頑張ります！！ (2015年6月27日 20時) (レス) id: 37e13b2170 (このIDを非表示/違反報告)
チカ(プロフ) - りんさん最高です！ローと主人公の会話面白い！こらからも頑張ってください！！（≧∇≦） (2015年6月27日 17時) (レス) id: 0fb3f303db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りん | 作成日時：2015年1月24日 18時
