ウォヌ ページ6
今日は彼とお家デート
それは私が女の子の日だからなんだけど……
Wn｢……なぁ。｣
それはウォヌには、言ってません。
ウォヌはソファに座り私の肩に顔を乗せている。私は床に座りウォヌの足の間にいるわけで…
Wn｢なぁってば。……｣
ごめん。ウォヌ……私は今日すごくお腹が痛くてだるいの……
ウォヌは構ってが言えないんです。
そういう時
ガブッ
｢っ！｣
ここで喋ったら負けだ……
そう思い耐えている間もガジガジと耳をかみ続けている。
と思った瞬間
ペロ
｢……っ｣
Wn｢ビクッてした｣
負けた……
｢なに。ウォヌ｣
Wn｢ヌナが今日、構ってくれない｣
｢……｣
言えるんじゃん。
そう心の中でガッツポーズしていると
チュッ
Wn｢ねぇ。なんで。｣
私の頬に吐息がかかる近さでそんなことを囁かれる。
そんな状況で理由を言えるわけなく、ウォヌの手を振りほどいて隣に座る。
Wn｢なんで逃げる｣
｢……女の子の日…なの｣
わかればーか
そう言ってソファから立ち上がろうとすると、手を引かれ抱きとめられる。
｢ちょっと。｣
Wn｢ごめん。でもちょっと今グッてきちゃった。｣
｢グッて何｣
Wn｢……わかればーか。｣
｢……今日は無理｣
Wn｢分かってる。から、少しだけこうさせて。｣
そういいながら私のことを強く抱き締め、耳を噛み始める。
今日は甘えただ……困った。
そう悩んでるあいだもウォヌはエスカレートし、首にキスマークを付け始めた。
……ん？首にキスマークを？付け始めた？？
｢ウォヌ！｣
Wn｢っ！｣
ビクッとしてウォヌの動きが止まる。
鏡で確認するとこれは、確実に見える位置にキスマークが、2つ付けられていた。
不覚……
｢ウォヌヤこれは何かな？｣
Wn｢……わかんない｣
｢チンチャ？｣
Wn｢ごめん……だって｣
そういい耳元に口を近づけたかと思うと、
Wn｢Aヌナ。今日ヌナの匂いすごいする。｣
……
｢……え｣
Wn｢あ、違うくさいとかじゃなくていつもよりヌナの匂い？が強いなって｣
俺。くらくらしちゃいそう
そう言って彼の唇が私の唇に触れたら最後、完全に彼のペースなわけで
年上なのに流されちゃうのも私は嫌いじゃない。
Wn｢A。ごめん。｣
ウォヌがロックオンした時に私のことを名前呼びになるのも、その野獣のような目も、それに反する優しい繊細な手つきもすごい好きで。
私ってダメだな……つくづくそう思う。
Wn｢A。サランヘヨ。｣
そう言い、私の唇に深いキスを落とした。
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作者名：りん | 作成日時：2017年12月15日 23時
