【SEVENTEEN】女の子の日【短編集】 (ページ3)

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ジョシュアページ3

｢あ、いたた｣

お腹を押さえながら家に帰る。
お買い物の帰り。
重たい荷物を握り直し、歩き出す。
Prrr

Js『いまどこ？』
｢ジス？お仕事じゃなかったの？｣
Js『早めに終わったの』
｢そっか、よかったね！｣
Js『あ、みーっけ』

え？みーっけって言った？
そう考えているとふと重かった両手が軽くなる。

Js｢A。｣
｢オッパ！？｣
自然と笑顔が出る。
辛かったのもどっかに飛んでいっちゃいそう。
ジスは少し考えた様子で、

Js｢お昼ご飯は家で食べようか。作ってあげる。｣

そう言って空いている方の手で私の手を握った。
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
Js｢おじゃましまーす。｣
｢はーい｣
なれた様子で食材を冷蔵庫にしまい、他の雑貨を並べていく。
ジスがソファに座り隣をトントンと叩くので隣へ座ると。

Js｢辛かったでしょ。大丈夫？｣

え？なんでわかって

Js｢Aのこと。なんでもわかるよ。好きだから｣
だから、無理しないで…
そう言いながら私の髪に触れる。

｢ジスオッパ…｣
Js｢今日は家でゴロゴロしてようね。｣
私はこのジスオッパの笑い方、目を細め眉毛が下がる顔が好き。
その笑顔につられて笑うと

Js｢A、かわいい｣
そう言いながら私の頬に軽いポッポをする。

｢ちょっ、｣
Js｢ふふ、かわいい真っ赤。｣

もー！
そう言って立ち上がると、貧血で少しふらつく。
掴むところがない。痛みを覚悟した時ふわりと私の身体が抱きとめられる。

Js｢大丈夫？貧血かな。ベッドに行こう？｣
｢…ごめん、ありがとう。｣

私のことをベッドに送ると

Js｢暖かいものを作ってくる｣

そう言って部屋から出ていこうとするジョシュアを引き止める

｢やだ。だめ…｣

ジョシュアの人差し指を握り、恥ずかしくて顔を見れないA。
首元まで赤く、痛みがあるからだろうか少し息が上がっているように見られた。

Js｢A。｣

勢いよく私の体を抱きしめ

Js｢俺以外に。そんな顔見せちゃダメだから｣

そう耳元で囁く。
ジョシュアが自分のことを俺、という時は独占欲が働いている時。
ここで少し意地悪をしてみる。

｢ハニオッパにも？｣
Js｢…なんでハニがでてくるの｣
｢なんでもない。｣
はぁ。そう溜息が聞こえ彼の顔を見つめる。

Js｢わかった。どこにも行かないよ。｣
ジスは僕の特等席。と言いながら私の横に寝転がる。

Js｢おいでA。一緒に寝よう？｣
ここは私の特等席。
そう思い微笑んでいると

Js｢おやすみA。サランヘヨ｣