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フェイタンside









名前を言うべきか迷った。
自分の名前をAが知ってしまったことで、敵がAに危害を加える可能性は無いとは言いきれない。










なぜこんなにもAのことを気にしているのか、自分でもわからない。ただAには平和に過ごして欲しいと思った。









フェ『……………名前は言えないね』










フェイタンがそう言うと、Aは「そうですか」と顔を下に向けてしまった。
そんな顔をしないで欲しい。









フェ『……いつか教えてやるよ』







フェイタンが口元を隠している服を片手で少しあげながら言うと、Aの表情はさっきまでの笑顔が戻っていた。









行動がいちいち喧しいね。
そう思いながらも、フェイタンは不機嫌になることはなかった。

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未月 - とっても面白いです!更新頑張ってください! (2021年3月2日 6時) (レス) id: 2a27e87c15 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:rin121 | 作成日時:2021年2月13日 23時

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