るろうに剣心もう一つの伝説《瀬田宗次郎編》《京都大火編》《伝説の最後編》 (ページ10)

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弐什四ページ10

「あのー…えっと、それとそれください…」

さっきから嫌な予感が止まらない。

後ろから視線&殺気をありえないくらいに感じる。←

しかも、それは1人や2人じゃない。
ざっと20人くらいはいるだろうか。

なにゆえ…←

周りの住人達はみんな怖がってるよ？

多分、私が人気のないところに行ったら一気に斬りかかってくるつもりだろう。

だけど、残念ながら私はそんなに甘くない。

今まで剣術一筋で鍛えたこの技で、貴様らをぶちのめしてやろう。←

さっさと買い物を終わらせて、人気のないところで斬っちゃおう。

私はひとまず買い物を終わらせて田んぼ道へと向かった。

後ろで「カチャ」と音がした。
きっと刀に手を掛けた音だろう。

「お前、この前はよくも俺らの子分を斬ってくれたなァ。」

よし、予想的中☆←
でも…この前の子分って誰だよ。

聞いてみよう。

「…なんのことか分かりませんけど。」

「しらばっくれんなよ！？てめぇがこの前殺した5人組の男なんだよ！」

あっ…もしかして…

「5人で1人の女の人の物を盗んでたあの人達なn「うるせぇ！分かってんならとっととやっちまえ！」」

うわーー！

あの人達の兄貴分が仕返ししてきたよー！←

取り敢えず買ったものを置いて刀を抜いた。

「いくら強くてもお前みたいにちっこい奴には倒せん強者ばかりだぞ。」

集団の一番デカイ奴が私の前に現れ、耳元で囁いた。

気持ち悪っ…
本気で吐きそう。

「口臭やべぇ…」

あ、言っちゃった☆←

「んだとこの小僧…！ぶっ殺せ！」

一気に覆いかぶさるようにかかってきた。

だけどこんな奴ら、はっきりいって粋がってるだけだから弱い。

それでも20人ともなると結構時間がかかった。

「ふぅ…疲れたぁ……早く帰んなくちゃ！」

買ったものを持ち直して歩こうとした時。

「あの人ですっ…！20人の男を皆殺しにしたんですよ！」

…は？