るろうに剣心もう一つの伝説《瀬田宗次郎編》《京都大火編》《伝説の最後編》 (ページ27)

今日:1 hit、昨日:10 hit、合計:185,076 hit

参什七ページ27

「あっ、あのっ…ごごごご、ごめんなさi」

謝る間もなく、志々雄はその見張り役を斬った。

さっきまで雑談していた人が、目の前で血を流している。

「え！？ちょ…大丈夫かよ！」

「どうせ大した仕事もしてねえ。その上、捕らえた奴が逃げるところだった。このくらい当たり前だ。」

「これで…逃げ…ろ………」

多分、これが最後の力だったのだろう。

どこに持っていたのか、手には西洋のナイフ。

それで私の縄を切ってくれた。

手が自由になった私は、見張り役を起こして揺さぶった。

「ありがとう…でも…死んじゃダメだよ…」

こんな時に私のことを考えてくれた、名前も知らない見張り役。

自然に涙がでてくる。

「勝手なことしやがって…」

志々雄が刀を抜いた。

恐らく、見張り役にとどめを刺そうとしている。

志々雄が刀を構えた。

「勝手なことしてるのはどっちだよ！」

もう意識がなくなりそうな見張り役を抱えたまま刀を抜いて、振り下ろされる刀を弾き飛ばした。

「俺のことは…もう…いい……頑張れ……」

刀が飛んだのを確認したかのように、彼の首から力が抜ける。

自分勝手なのはどっちなの？

自分の都合で京都を焼きはらおうとしたり、人を殺したり…

「まあいい。だがお前には人質がいることを忘れるな。」

…は？
人質…誰？

「おい。」

志々雄が一声かけると、ゴツい男2人に両肩を固定された薫が。

「A…！」

私を見るなりそう叫んだ。

「薫…生きててよかった……」

そういった直後、薫の首に、志々雄の刀が当てられた。

「俺に服従しろ。歯向かえばこの女を斬る。」

ーーー
ごめんなさい！
剣心落ちの小説と間違えました｡･:(ﾟ^o^ﾟ):･｡

こっちがそうです！
本物です！←

本当にごめんなさい！