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だいぶ大学に慣れてきたかな、という今日。
私はTQCへ見学に行くことにした。
東大に入る人は勉強ばかりしている、というイメージを少なからず抱いていたのだが、莉音のような見た目がギャルのような人もいた。
アイドルを目指しているようなキラキラな人が偏差値75とかあるんだから凄いよな...。
ともかく私は講義が終わると同時にTQCへと向かった。
...いや、正確には向かおうとした、だ。
方向音痴の私は、どうしても部室に辿り着けないのである。
しかも迷っているうちに、いつの間にか知らない場所へと来てしまった。
「ここどこ...」
そう呟くと、
「大丈夫ですか？」
おお、道案内してくれるような優しい人もいるもんだ。それにしてもこの声、聞き覚えが...と振り向くと、
「えっ、あっ、あっ、え、」
そこには伊沢さんがいた。
テレビで見ていた、伊沢さん。本物の伊沢さんが、すぐそこにいる。
私はパニックを起こし、同じ言葉をずっと繰り返してしまう。
「ごめんなさい、驚かせちゃいましたか？でも、道に迷っているようでしたので...。よければ案内しましょうか？」
伊沢さんって、こんなに優しいんだ。頬を赤らめながらコクコクと頷く。
「あの、私、TQCに行きたいと思ってて...。小学生の頃からクイズが好きで」
「え！そうなの！？じゃあもしかして、俺のこと知ってたりする？」
「はい！もう、ずっと憧れていました！」
少し恥ずかしそうにしながら笑顔を向けてくれた伊沢さんを見て、やはり東大に来てよかったと心から思った。
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りん(プロフ) - 水井美桜さん» 初めまして！ありがとうございます！まだ書き始めたばかりですが、応援してくれると嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2018年2月17日 21時) (
レス) id: 61ab462562 (このIDを非表示/違反報告)
水井美桜 - コメント失礼します。好きです。(何だよ急に)りんさんもこの小説も大好きです。これからも更新頑張ってください!! (2018年2月17日 20時) (レス) id: 3334569064 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りん | 作成日時：2018年2月16日 19時
