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6話 ページ8

ほぼ沖矢さんが出てこない…
ほぼ会話文です。あれ、全部…?
_____________

〜工藤邸にて〜


コ「じゃあお姉さん、教えてくれる?何者なのか。」

貴「そうだな、そこまで話すこともないが…。神崎A、26歳、元警察官だ。」

コ「え!?警察官だったの?でも、警察官にしては強すぎなんじゃ…?一瞬で倒してたよね?」

貴「最初は護身術くらいだったんだがな。気づいたらあぁなっていた。」

コ「そ、そうなんだ…。じゃ、じゃああれは?気配が何とかってやつ。」

貴「あれは…、私は人より気配に敏感でね。ある程度の距離ならどこら辺に誰がいるのかだいたいわかるよ。それと、気配でだいたいわかるんだよ。相手がどれくらいの強さなのか。」

コ「それで、銀行強盗に突っ込んで行ったの?」

貴「まぁ、そうだな。ちなみに、変装かどうかもだいたい分かりますよ?」

冲「ほぉー。今口に出すということはバレている、と解釈してよろしいですね?」

貴「えぇ、構いませんよ。本当は最初にお会いした時から気づいていたんですけどね。あまり聞かない方がいいのかと思いまして。」

冲「ならなぜ、言ったりしたんです?」

貴「気付かないふりも面倒だと思ったんですよ。下手に怪しまれるのもゴメンですし、ね。事情を聞くつもりはありませんよ。誰かに言うつもりもありません。
この方が、変に気を使わないで済むでしょう?」

冲「たしかにそうですね、ありがとうございます。でも軽く事情は話させて貰いますよ。」

コ「ちょっ!いいの?昴さん。」

冲?「どうせ、バレているんだ。話していた方が何かと都合がいいだろう?」

コ「昴さんがいいなら、いいんだけど。」

沖矢さんの口調が明らかに変わった。
あれが本当の話し方なんだろう。
あの顔では違和感があるが。

冲?「話す前に少しだけ席を外させてくれ。分かっていると思うが、このことは他言無用で頼む。」

貴「分かっていますよ。」

そういうと、沖矢さんは部屋から出ていった。

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りん(プロフ) - 青折り紙さん» コメントありがとうございます!読んでみたくなるような題名にしようと色々考えたので!楽しんでいただけたようで何よりです。 (2021年9月15日 18時) (レス) id: 1d767c3347 (このIDを非表示/違反報告)
青折り紙 - 題名に惹かれて読んだけれど、とても面白くて「あたりだ」と言ってしまった← (2021年9月15日 17時) (レス) id: 157c6e138f (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 誤字・脱字も含めて間違いがあれば優しく指摘をお願いします! (2021年8月11日 16時) (レス) id: 1d767c3347 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りん | 作成日時:2021年6月7日 15時

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