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JM side
ずるいなぁ
ほんとに。
想像していた
期待と不安に揺れる瞳ではなく
余裕と誘惑に満ちた瞳に
嫉妬と焦燥の入り混じった
自分の顔が映り込む。
ゆっくりと
近づく距離。
唇のすぐ横に
キスを落とすと
ふっと微笑んだような
頬に彼女の吐息を感じた。
あぁ
くらくらする。
テヒョンアやジョングガが
好き勝手やって許されるなら
俺だけ真面目に我慢するのは馬鹿馬鹿しい
そう思うと
微かに残っていたはずの理性は
どこかに消え失せて
彼女の下唇に
噛み付いた。
温かくて
柔らかくて
甘くて
ふわふわする。
もっと
繋がりたい
そう思って
角度を変えようとしたとき
監督さんのカットの声が響いて
同時に
いつの間にか
僕の左手から抜け出した
彼女の右手に
むぎゅっと
顎を包むように頬を潰される。
JM「ふぇ？」
『ジミナ？
爆イケ漢ジミンも好きだけど
私のこと置いてけぼりにしないで？』
JM「あっ、、、」
自分のことしか
頭になくて
周りのこと後先のこと
何にも考えてなかったことに
今更、気付く。
恐る恐るヒョン達の方に
顔を向けると
完全に
怒っていて
JM「やばっ、、、」
『やばいね、
ジミナが煽ったんだよ？
誰に嫉妬してるの？嫉妬させてるのはジミナなのに』
JM「えっ、、、あ、、、そっか、、、」
欲しかった答えを
簡単に彼女は与えてくれる。
『ジミナは怒られるだけだけど
被害被るのはヌナなんだよ？わかる？』
JM「うん、、、ごめんなさい。」
『うん、わかってくれれば良いよ。
あと、この曲
好きだけど嫌いなの。
みんな褒めてくれて
嬉しいんだけど
ジミナだけ何も言わないでくれて
私は救われたよ？
ジミナも一緒かなってそんな気がして』
JM「うん、好きだけど
なんか嫌い」
一緒だったんだと
そう知って
好きだけど嫌いなこの曲が
僕の中で特別なものになった。
『怒られる覚悟できた？笑』
JM「あっ、いや、、、出来てないけど
怒られてきます笑」
真っ直ぐ近付いてくるヒョン達に
降伏の白旗の代わりに
両手を挙げる。
JN「ヤァー！なんで！なんで
お前までAの唇奪ってんだぁ！」
YG「テヒョンアとジミナを当分は
Aと接近禁止にしよう。」
NJ「そうしましょう、そうしたら
僕らでヌナを独占できますしね？」
JH「いい考えだね？ジミナ、いいね？」
頷くことしか許されなかったけど
漢パクジミン
後悔は
一切なかった。
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chiyoko(プロフ) - 私初めて小説を書いたんですけど見てくれたら嬉しいです 題名 私はある日を境に¨あるもの¨が見えるようになった なんですけどもし、見たりしたらしたのコメントに書いてくれると嬉しいですこれからも応援してます！ (2021年5月19日 23時) (
レス) id: 280e534706 (このIDを非表示/違反報告)
リン(プロフ) - パンさん» 感想ありがとうございます！楽しんでいただけるよう頑張って更新していきますのでよろしくお願いします^^ (2021年5月5日 23時) (レス) id: 9b4fb80667 (このIDを非表示/違反報告)
リン(プロフ) - kimkana618さん» 作品を楽しんでいただきありがとうございます！これからも頑張って更新していきますのでよろしくお願いします^^ (2021年5月5日 23時) (レス) id: 9b4fb80667 (このIDを非表示/違反報告)
パン - とても面白かったので頑張ってください (2021年5月2日 7時) (レス) id: 280e534706 (このIDを非表示/違反報告)
kimkana618(プロフ) - はじめまして。いつも先が気になる〜と思いながら読ませていただいてます^ ^転職は慣れるまで大変ですよね。楽しみに更新待ってます。 (2021年4月30日 7時) (レス) id: 83df0e2fdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リン | 作成日時：2021年1月12日 23時
