【honey】JMside ページ27
JM side
彼女の生み出す楽曲は
どれも
どこかに
そっと影が潜んで
僕を少し切ない気持ちにさせる。
それが
彼女の楽曲の魅力であって
中毒性が高いんだと思う。
聞き流せない何か心に引っ掛かる感じ。
Aヌナが
そこを意識しているのかは
はっきり教えてはくれないけど
そんなどこか不安定な
楽曲が候補に上がってくると
なぜか安心している自分がいて
あぁ、いつものヌナだって
僕の知ってるヌナだって
それなのに
今回の楽曲は
とても、暖かくて、甘い。
うぅん
ただ、ただ甘くて
楽曲は好きだけど、、、
それ以上に
僕は不安で
誰を想って書いたの？
彼女の心を
こんな穏やかにすることができるのは誰？
そう
何度も聞こうとしたけど
曲の感想を
メンバーで唯一、伝えられずにいた。
そんな気持ちで迎えた撮影で
テヒョンアには
唇を奪われて
ジョングガには
頬を赤潮させて
まるで
この曲の主人公たちのようで
テヒョンアのこと想って書いたの？
ジョングガのこと思って書いたの？
ねぇ、Aヌナ？
僕の心は
嫉妬心と闘争心で
いっぱいいっぱい
今日は
可愛いジミナではいられそうにないや。
ジョングガと交代して
彼女に覆い被さるように
体を横たえる。
監督さんから
両腕を片手でまとめ上げて
マットレスへ押し付けるよう指示があって
彼女は顔を背けるような体勢で
目の前に無防備な
耳元から首筋が露わとなる。
『ジミナ？怒ってるでしょ？』
目線を向けることなく
温度なく発された言葉に
驚いて
JM「なんで、なんでそう思うの？」
と聞くと
『なんとなく？って言ったら
もっと怒らせちゃうかな？』
淡々と返ってくる飄々とした言葉たち。
JM「うん、、、なんとなくって言うのは嫌だ。
それにAヌナの言うとおり
もう怒ってるから。覚悟して？」
そのタイミングで
監督からの声掛けで
撮影が始まった。
耳元に
唇を当てて
音を拾われないくらいの小さな声で
JM「ねぇ、今俺が何考えてるか知ってる？
Aヌナをめちゃくちゃにして
閉じ込めたい。
誰の目にも触れないように
閉じ込めたい。
そんなことばかり考えてる。」
囁くと
微かに震える彼女の喉。
舌先でゆっくりと
耳の輪郭をなぞっていく。
『っんぁ』
溢れた声を合図に
右手で顔をこちらに向けさせると
閉じた瞼がゆっくりと開いて
誘うような甘い眼差しと
視線が交わった。
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chiyoko(プロフ) - 私初めて小説を書いたんですけど見てくれたら嬉しいです 題名 私はある日を境に¨あるもの¨が見えるようになった なんですけどもし、見たりしたらしたのコメントに書いてくれると嬉しいですこれからも応援してます！ (2021年5月19日 23時) (
レス) id: 280e534706 (このIDを非表示/違反報告)
リン(プロフ) - パンさん» 感想ありがとうございます！楽しんでいただけるよう頑張って更新していきますのでよろしくお願いします^^ (2021年5月5日 23時) (レス) id: 9b4fb80667 (このIDを非表示/違反報告)
リン(プロフ) - kimkana618さん» 作品を楽しんでいただきありがとうございます！これからも頑張って更新していきますのでよろしくお願いします^^ (2021年5月5日 23時) (レス) id: 9b4fb80667 (このIDを非表示/違反報告)
パン - とても面白かったので頑張ってください (2021年5月2日 7時) (レス) id: 280e534706 (このIDを非表示/違反報告)
kimkana618(プロフ) - はじめまして。いつも先が気になる〜と思いながら読ませていただいてます^ ^転職は慣れるまで大変ですよね。楽しみに更新待ってます。 (2021年4月30日 7時) (レス) id: 83df0e2fdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リン | 作成日時：2021年1月12日 23時
