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【privilege】JKside ページ3

JK side


朝は、眠い。



JM「起きてー、朝だよー!朝ごはーん!」



JK「んんー、、、」



何度か同じような会話が繰り返されて



JK「ジョングガ、起きてー!



Aヌナもう起きてるよ?」



!!!



一気に目が覚める。



JK「ヒョン!



なんでそれを先に言わないんですか?!」



バサッと体を起こして急いで



ベットから飛び降りる。



JM「ヌナって一言で、元気だなぁ笑」



そんな台詞を



背に受けつつ



階段をダッシュで降りる。



リビングへ続く廊下で



華奢な背中を見つけると



思わず背中から抱きしめた。



『っつわ!』



女性にしては169cmと高い身長で



鍛えているけど男性にはない柔らかさ。



後ろから



肩に顔を埋めると



驚きつつ、回した手に



重ねられる手。



『ジョングガ、おはよう』



JK「おはようございます」



鼻を掠める微かな煙草の香り。




今日は、


ユンギヒョンと一緒だったんだ。


そんな小さな嫉妬も


きっと気づいてないだろうけど。




JK「ん、、、Aヌナ、、、



先に起きてたなら



起こしに来てください、、、」



『ふふっ、ごめんごめん』



軽やかに笑って寝癖のついた髪を


そっと指先で遊ぶように撫でられる。


背中から抱きしめたまま


リビングへ足を踏み入れる。


ヒョン達と朝の挨拶を交わして


彼女を解放して


朝食が並ぶテーブルの席につくと


彼女はいつもどおり向かいの席につく。





Vヒョンとジミニヒョンが


最後にリビングへやってきて


全員揃って朝食を食べ始める。






綺麗に手を合わせ


いただきますと小さくつぶやく口元。


手にしたマグカップを傾けて


コーヒーを飲んで動く喉元。





俺の視線は


彼女の一挙動を見逃すまいと


無意識に追ってしまう。





そんな視線に気づいた彼女は


『ん?』


首を傾けながら


同じように見つめ返してくれる。





何も言わずに食事を続ければ


Aヌナの視線も


さっきの真似をするように


俺の挙動を追う。





ヒョン達からの


問いかけに器用に応えつつ


でも俺の挙動からは


視線を離さない。





見られていると思うと


少しだけ緊張するけど


この時間だけは


確実に


彼女の視線を独占できる。





言葉は交わしてないけど


2人の秘密の遊びのようで


ドキドキする。





だから、隣の席じゃなく


向かいの席じゃなきゃダメ。





これが


俺だけの特権。

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chiyoko(プロフ) - 私初めて小説を書いたんですけど見てくれたら嬉しいです 題名 私はある日を境に¨あるもの¨が見えるようになった なんですけどもし、見たりしたらしたのコメントに書いてくれると嬉しいですこれからも応援してます! (2021年5月19日 23時) (レス) id: 280e534706 (このIDを非表示/違反報告)
リン(プロフ) - パンさん» 感想ありがとうございます!楽しんでいただけるよう頑張って更新していきますのでよろしくお願いします^^ (2021年5月5日 23時) (レス) id: 9b4fb80667 (このIDを非表示/違反報告)
リン(プロフ) - kimkana618さん» 作品を楽しんでいただきありがとうございます!これからも頑張って更新していきますのでよろしくお願いします^^ (2021年5月5日 23時) (レス) id: 9b4fb80667 (このIDを非表示/違反報告)
パン - とても面白かったので頑張ってください (2021年5月2日 7時) (レス) id: 280e534706 (このIDを非表示/違反報告)
kimkana618(プロフ) - はじめまして。いつも先が気になる〜と思いながら読ませていただいてます^ ^転職は慣れるまで大変ですよね。楽しみに更新待ってます。 (2021年4月30日 7時) (レス) id: 83df0e2fdb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リン | 作成日時:2021年1月12日 23時

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