イラつく ページ16
you side
練習室に入ると
多くの瞳がこちらに向いた
とゆうか誰？
とりあえず
社交辞令として会長と会話を交わすが
まぁ彼らに
声をかけるつもりなんてなくて
こそこそ話している様子を見て
新人だろうと思った
なぜ待てないのか
まぁそれもどうでもいい
ある目のクリクリした子が
会長に声をかけて
掛け声？と共に挨拶をしてくれて
うん…
まず気になった人数を数えると
12人
多くね？
同じことを思ったであろうガユンに
ドイツ語であえて話しかけた
you《ねぇ？多いでしょ。また、同じことするの？》
G《知らないよ、でもそうなるだろうね》
you《そして、大丈夫なわけ？彼ら》
G《礼儀がなってないね
なんか友達感覚なんだろうね》
you《ってかなんのために呼んだの？》
G《新人のためとかだったら潰すよ？》
はぁ
イラだちを
言葉にかえて
会長に問う
多分、そうとう
嫌な先輩に映るでしょ？
それでいい
懐かれたくなんてない
めんどくさいだけ
キツイ口調に
会「いや、彼らはあくまで見学だから
気にするな
いや、KAISERの実力を
私に見せて欲しくてね」
は？
見学とか
頼んでない
許可してない
見る暇あるなら
練習か睡眠にあてたら？
はぁ
G「見学ね、ふふ笑」
近くにきて
そっと耳打ちされる
you「参考になるかどうか、わかりませんけど」
会「いや、お前らは世界のKAISERだから
参考にならないはずがない！」
はいはい
you「わかりました、音源は全部あるんですか？」
G「まぁ、なかったら作るけどね笑」
会「あるぞ！ダンスナンバーとバラードで頼むな」
you「リクエストがあればやりますけど」
G「えっと新人ちゃんに聞いてみたら？笑」
もうこうなったら
とっとと終わらせよう
イライラしてる私とは逆に
どんどん楽しそうなガユン
そこではじめて
サングラスを外して
彼らを見た
you「なにかある？」
すると
心細そうに手があがる
その中でひとり
馬鹿でかい声で
？「はいっ！！！！
Magic Nightでお願いします！」
まだ指名してもないのに
会「お！いいな、ちゃにょる！」
はぁ
Magic Nightかよ
一番
ハードなダンスナンバー
目隠しをして
アクロバットも含んだ
KAISERが米国デビュー
初にして大ヒットとなった思い出深い曲
それにしても
これはガユンは苦笑い
リクエストなんて聞くから…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 14人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：リン | 作成日時：2015年3月14日 23時
