図書室×佐野玲於

第三者:2~玲於side~ ページ10

はぁー。今日もAに会えないかなぁ。


とか考えてたら…


剛典「れーーーおーーーー。」

玲於「っわぁ！岩さんじゃないっすか。
なんです？」

はぁ…岩さんか。心臓止まるかと思ったしw

剛典「いきなりなんだけどさ、
玲於ってAの事好き？」

何でそんな事聞くんですか？
まさかAって岩さんの彼女だったの？
今までのは何だったの？
はぁ…

玲於「っ……別に好きじゃないです。」

剛典「ほんとっ？！よかったぁー」

玲於「へ？」

剛典「俺ね、Aの事好きなの。」

剛典「でね、玲於がAの事好きじゃないなら
告白しようと思って。」

なんだ。まだ付き合ってなかったんだ。
良かった。 けど…もしこの告白で
AがOKしちゃったらどうしよ。

玲於「えっ…」

剛典「まだ玲於のもんじゃ無いし。
俺がどうしようと勝手でしょ？w」

玲於「あ、はぃ…」

剛典「じゃっ！そゆことなんで！」

ｶﾞﾁｬﾝ…



玲於「っ。めっちゃ痛いとこつかれたなぁ。」

A… 俺が岩さんより先に告白したら
俺にしてくれるかな？

いや。Aは本当に好きな人じゃなきゃ
OKなんかしないよな…


でも俺決めた。岩さんに負けてなんかられない。

明日映画にでも誘おう。

あ…でも連絡先知らねぇ。
聞いときゃよかった。

玲於「あぁぁぁあ。もう。ついてな。」

そう言って立ち上がった時ポケットから
何かが落ちた。


玲於「ん？なんだこれ。」


紙にはこう書いてあった

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
玲於へ

電話番号
080-xxxx-xxxx

メールアドレス
xxxxxx.xx@xxxx

これAの連絡先。
玲於の事だから連絡先知らないだろうと思ってさ。
じゃあな笑頑張れよ。玲於
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ


宛先は書いて無かったけど、
字でわかったよ。

ありがと、岩さん。

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