自分の決めたこと ページ14
ＮＯside
凪はそのまま疲れて眠った。昨日の夢、戦闘訓練、そしてついさっきの、あの言葉。凪にはかなりのストレスになっていた。
〜翌朝〜
『・・・あ・・・あれ？私何で、こんなと、こ・・・あ、ああ。そうか。そのまま眠っちゃったのか』
床の上に直で寝たことで、凪の体は所々が痛くなっていた。腹の上で寝ていた氷翠をどかし、ムクりと起き上がる。丁度いつも起きていた時間帯だったので、二階に上がり、いつものルーティーンを繰り返す。
『あー。ねー、どーしよ氷翠ー』
「何がだ」
『私昨日なんかいきなり叫んで逃げ出した情緒不安定ヒステリック女って思われてるかもー』
「いや、多分そこまでは思われては無いと思うが」
『・・・あ、でもいっか！そう思われてたら嫌われてるって事だし、それに私の思いも言えたし！一石二鳥じゃね？』
凪はご飯をかき込みながら言った。その顔は無邪気で、本心で言っている事がうかがえる。氷翠はそんな凪を見て、少し迷いながら言った。
「・・・なあ、別にもういいんじゃないか？もうこんな事止めようぜ、あいつらだって雄英生なんだ、それにお前だって――」
『は？』
凪は氷翠の言葉に被せるように言った。
『なんだよ。お前、私が無理してる、とでも言いたいのか？』
「・・・」
『いいんだよ。これは私が決めたことだ。誰にも口出させない。個性である、お前も同じだ』
凪は無表情で言った。―――それは、氷翠に命令しているようでもあり、自分に言い聞かせているようでもあった。
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白夜の世界 - にあさん» いえ！！いや、更新はします！！ですが何分、時間が取れないモノで……基本的に此方の作品は更新がゆっくりというか何というか……原作も持っていないので……でも、更新はしますから！はい！！ (2019年6月16日 16時) (
レス) id: d483191461 (このIDを非表示/違反報告)
にあ - 面白いです。もうこちらの作品は更新なされないのですか？(´・ω・｀) (2019年6月16日 14時) (レス) id: 177fcaa1ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白夜の世界 | 作成日時：2019年2月16日 15時
