戦闘訓練 ページ12
ＮＯside
「あー。えっと、藍白さん・・・だよね？」
尾白は少し不安そうに聞いた。初日に相澤と猫で交渉し、朝からずっと寝ていた全く性格がわからない美少女にに対しては、確かにそうなるのも頷ける。
『そうだよ。作戦会議とかなら受け付けるけど、それ以外は関わらないから』
「あ・・・う、うん・・・」
「二人共、私ちょっと本気だすわ。手袋もブーツも脱ぐわ」
『・・・それ、女の子としてちょっとやばいんじゃないか・・・？』
凪の返答に少し気後れした尾白だが、葉隠に冷静に突っ込みを入れたことにより、凪の好感度が少し上がる。
そのことを全く知らない凪は、『作戦会議するぞ』と２人に呼び掛けた。
： ： ：
『よし、じゃあ尻尾と私は広間に。透明は伏兵として隠れてろ』
「ああ」
「うん」
凪は防衛線に徹する心算で作戦を立てた。当たり前である。身体能力が全くないのだから、正面から行っても確実に殺される。その為に必死に作戦を考えた。
： ： ：
『なんか寒いな・・・』
「あ、だったら運動したら？まあ、直ぐそうなるだろうけど・・・」
凪としては尾白達に関わる心算はない。だが寒いので、ぴょんぴょんと跳ねることにした。
次の瞬間―――建物が凍った。
『な――』
「・・・・・・!!」
運よくジャンプしていた凪は、それを避けることが出来た。だが尾白は足が凍り、地面とくっついていた。
慌てて尾白の下へ駆け寄る凪だったが、ギイと開いた扉を見て、その足を止める。
『おいおい・・・どんなハードモードだよ・・・！』
「凍らなかったのか・・・？まあいい」
ピシピシと氷を出す轟。それをよけ、轟の下へ走る凪。
轟は１歩を踏み出そうとし―――こけた。
「な・・・」
『つ、っかまえた！』
凪は咄嗟に轟に抱き着き、確保テープを巻き付けた。
「ナイス！藍白さん！」
「チッ・・・」
凪はもう一人いるはずだ、と考え、部屋を出る。予想通り、そこには障子がいた。障子は凪に向かって走り、普通に、物凄く普通に倒した。当然だ。
轟に勝ったのは、あくまで�牘燭�良かった”だけだ。
〚ヒーローチームＷＩＮ!!〛
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白夜の世界 - にあさん» いえ！！いや、更新はします！！ですが何分、時間が取れないモノで……基本的に此方の作品は更新がゆっくりというか何というか……原作も持っていないので……でも、更新はしますから！はい！！ (2019年6月16日 16時) (
レス) id: d483191461 (このIDを非表示/違反報告)
にあ - 面白いです。もうこちらの作品は更新なされないのですか？(´・ω・｀) (2019年6月16日 14時) (レス) id: 177fcaa1ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白夜の世界 | 作成日時：2019年2月16日 15時
