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翔太side
「ここか。」
涼「そうだね。」
あれから、全員で行くのは多すぎると言う話になり、結局運転手として送り迎え兼車待機の辰哉と照、実際に部屋に向かう俺とら涼太と亮平と蓮、自宅待機の残りのメンバーというふうに分かれた。
アパートについた俺らは、表札を見て部屋を探す。住んでいる人も数人しかおらず、すぐに見つかった。サキサカ、なかなか無い苗字だしわかりやすい。
ピンポーン
インターフォンを押す。おはようございます、向坂優人君いますか？と直球に聞くと、ドアの向こうで誰ですか？とおびえた声が聞こえる。
勢いで押しちゃったけど急に冷静になって涼太の方を向く。
「待って？考えてなかったんだけど怪しすぎじゃない？開けてもらえる気しねえんだけど。涼太。交代。」
涼「待って、俺は無理。蓮交代。」
蓮「無理。亮平くん。」
亮「俺かよ！えーっと、優人君？俺らはそんな怪しい人じゃなくて、お母さんとかお父さんから言われてきたんだ。
でも、まだ二人ともここにいないからすぐに連れ戻したりしない。叔父さんのことも知ってる。一度お話したいからあけてくれないかな？」
優「本当に？すぐにお母さんたち呼んだりしない？」
亮「しないよ、絶対。まずは優人君の話聞く。だから一度あけてくれないかな。」
亮平の言葉の後ゆっくりと扉が開く。
亮平連れてきてよかったわ。やるじゃんと小突くと、やめてよと笑った。
いやいや、こんなことしてる場合じゃない。俺たちは亮平のおかげで優人君の部屋への潜入を成功させたのだった。
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raimu(プロフ) - ご指摘ありがとうございます。直させていただきます。 (2022年4月10日 13時) (
レス) id: 6a2b5c72bf (このIDを非表示/違反報告)
Yu(プロフ) - すいません。深澤さんの下の名前が違います。正しくは、辰哉です。 (2022年4月10日 12時) (レス) id: 95c85d3453 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：raimu | 作成日時：2022年4月9日 0時
