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09.感情 ページ10

+…上鳴電気side…+

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授業が終わってヘトヘトでも俺はあの階段を登る癖がついてしまった。





一日の疲れを癒す一人だけの時間。





「らしくねぇな…」





自分でも何でこんなことしてんだ、と思う。







ただ、俺はこの景色が好きなんだ。








此処にアイツがいたらいいのに、なんて思ってしまう。






断ち切った筈の想いは心の底に眠っているだけだった。

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作者名：広瀬. | 作成日時：2018年1月6日 9時

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