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06.夕日 ページ7
数時間探し続けた所私は最高の場所を見つけた。
自分の家から5分もかからない場所にとてつもなく急な階段がある。
そこをずっと登るとこの街……それ以上の広大な景色が一望できる。
「……これだ。」
写真だけじゃ物足りなかった。こんな景色を肉眼で見たかった。
その日から毎日、私はこの場所に通った。
「この1枚だけアップしよーっと…。」
私はアプリを開き、Bluetoothで写真のデータをスマホに移す。
投稿ページを開き文字を打ち込んでいく。
「初めて見た景色……、夕日と合わさって最高に綺麗……と。」
そして投稿。
この景色がみんなに見られてると思うと何だか嬉しい。
私は最高の気分で帰路につくのだった。
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作者名：広瀬. | 作成日時：2018年1月6日 9時
