46.電話 ページ16
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−Aside−
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―その夜。
私はリビングのソファでくつろいでいた。
この家で私は一人暮らしだから...なんでも自由って感じ。
私はお風呂上がりの冷たいサイダーを飲みながら、テレビを見ていた。
プルルー、プルルー
あ「ん...?」
すると、テーブルに置いてあった私の携帯が鳴り、私は手に取った。
発信者は...
あ「え、り、凛!?」
どどど、どうしよう...
私は思わぬ出来事に慌てた。
と、取り敢えず落ち着こう...
私はテレビの電源を切り、携帯を開けた。
あ「すぅ...よし...」
私は深呼吸をすると、ボタンを押し携帯を耳に当てた。
あ「も、もしもし...?」
凛<Aか?俺だ、凛だ。>
凛の声が聞こえてきた。
あ「ど、どうしたの...?」
凛<いや、別に用があるってわけじゃなくて...お前の声が聞きたくなっただけだ。>
あ「へ、あ、あ...//」
凛の言葉に私の頬が熱くなった。
凛<それよりお前、メールしてくんのおせーよ!ずっとメール来ねぇから気にしてたんだぞ。>
あ「ご、ごめん...本当に忙しくてさ。」
凛<...まあ、それなら仕方ねぇけどさ。>
凛は小さくため息を吐いて言った。
あ「...練習は、どう?」
凛<嗚呼...まあまあだ。そう言うそっちは...ちゃんとやってんだろうな?>
あ「うん...みんな頑張ってるよ。怜君がちょっと心配だけど...」
凛<怜...?>
あ「うん、水泳部に入ってくれた子で...この間溺れかけた子。」
凛<嗚呼...あのブーメランメガネか←>
あ「ぶ、ブーメランメガネって...」
ちょっと、凛それは失礼なんじゃ...
凛<まあ...ちゃんとやってるならそんでいい。じゃあ...また何かあったら連絡しろよな。>
あ「う、うん...ありがとう。じゃあ、おやすみなさい。」
凛<嗚呼、おやすみ。>
プツッ...プー、プー
そして電話が切れると私は静かに携帯を閉じた。
やっぱり凛...みんなのこと気になるのかな?
でも、嬉しかった...凛が電話してきてくれて。
私は思わず嬉しさで笑みがこぼれた。
さぁ、明日も頑張ろう!
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もえ(プロフ) - 初めまして! もえと言います。同じく高校3年生です。Free!は去年の夏からずっと興味を持ってて小説を探してました。この小説を読んで頑張ってます。アニメにはまだあまり詳しくありませんがよければ仲良くしてください。応援してます。 (2014年1月9日 21時) (レス) id: 2544a7ed07 (このIDを非表示/違反報告)
紗也(プロフ) - ミオンさん» 大丈夫ですよー(*^_^*) ありがとうございます! ポケモンは見てて…BWも終わってFree!も終わってしまって何見ようか迷ってたので見てみますね♪ (2013年9月27日 21時) (レス) id: 9c284d8008 (このIDを非表示/違反報告)
ミオン(プロフ) - 紗也さん» レス押すの忘れた...。↓ごめんなさい。 (2013年9月27日 20時) (レス) id: e0e8c5e50f (このIDを非表示/違反報告)
ミオン(プロフ) - part2おめでとうございますっ!引き続き読ませている頂きます☆ 宮野さん←いいですよね。私のおススメなんですが、STARDRIVERのツナシ・タクトとか、ポケモンのデント、DOGDAYSのシンク・イズミなんかがおススメです。応援してます♪余計な話すみません。 (2013年9月27日 20時) (レス) id: e0e8c5e50f (このIDを非表示/違反報告)
紗也(プロフ) - 心美さん» 初コメありがとうございます♪ 頑張ります(*^_^*) (2013年9月27日 20時) (レス) id: 9c284d8008 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紗也 | 作成日時:2013年9月27日 15時