素直じゃない君 part2

41.練習メニュー ページ11

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―そしてそれからまた日が経った。

なんと、怜君が正式に水泳部に入ってくれたのです！

ハルの泳ぎに見せられたみたいで...

江「はい、それでは部員も正式に4人揃い、気候も暖かくなってきましたので、いよいよプールでの練習を始めたいと思いま...」

ザブーン！！

コウちゃんの話がまだ終わっていないのにハルは勢いよくプールに飛び込んだ。

あ「あららら...」

江「…ってちょっと！人の話聞いてください！遙先輩！遙先輩ってば！！もう...」

すると、怜君はコウちゃんの落とした紙を拾った。

怜「これは、数式か何かですか？」

真「どれ？」

怜君の言葉で真琴も怜君の見ている紙を覗き込んだ。

怜「これは…」

真「嗚呼、えっとね...」

そして真琴は怜君に説明を始めた。

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真「...で、フリーは厳密に自由型。何を泳いでもいいんだよ。まあ、クロールが一番早いからクロール意外で泳ぐ選手はめったにいないけど。」

渚「たまにバッタで泳ぐ選手もいるんだよ？」

渚はそう言うと、怜ちゃんからメニューの書かれた紙を取った。

怜「バタフライで？」

渚「うん、それより…この練習メニューすごいね。江ちゃん自分で考えたの？」

江「だから江じゃなくて...はぁ、もういいや。家の掃除してたら出てきたの、昔お兄ちゃんがやってたメニュー。」

江ちゃんははぁっと溜め息を吐くと言った。

あ「え、凛の…ちょっと見せて。」

私は渚から紙を取った。

すごい...このメニュー。

紙に書かれていたメニューは、とてもハードなものだった。

凛、本当にこれを...


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