5.駅 ページ7
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―〜♪、〜♪...
暗くなってきた頃、私は家から歩いて10分ほどの駅のところで、歌っていた。
キーボードで弾き語りをしながら。
これはもう私の日課の一つになっている。
歌いたい時に歌いに来ている。
電車から降りてきた人や道を歩いていく人たちがチラッと私を見る。
真剣に聴いてくれる人はなかなかいない。
それでも私は歌い続けていた。
彼が...私の歌を好きだって言ってくれたから。
歌い続けたい。
あの言葉を信じて...
あ「…」
私は歌っていた曲を弾き終わると、次の歌を弾き始めた。
目を閉じ、深呼吸をした。
そっと目を開け歌い出そうとした。
…ドクン。
あ「…！」
私は思わず手を止めた。
今の…！
私はキーボードをそのままにしたまま、走り出した。
遠くでよく見えなかったけど、あれは…！
私は駅から離れ暗い道へ走っていった。
あ「はぁ、はぁ…」
走ってきても、誰もいない…
前、右、左…見ても誰もいない。
街灯だけが、明々と光っている。
あ「…凛。」
あれは...凛じゃなかったの？
私がキーボードを弾いていると、暗い道の方から人が見えた。
黒い帽子を被っててよく見えなかったけど、赤紫色の髪...背の高い、男の人。
暗くて、顔は見えなかった。
でも、その人を見た瞬間、心臓がドクンと高鳴った。
あ「…違ったよね、きっと…」
私は呼吸を整えると、キーボードを取りに戻った。
凛が私の歌を…聴いているはずがない。
そう自分に言い聞かせながら…
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紗也(プロフ) - ミオンさん» お私も掛け持ち結構ありますよ(^_^;) 私もうちミスしますし… いえいえ、よく間違えられるので慣れてますから(笑) 気にしないでください (2013年9月26日 23時) (
レス) id: 9c284d8008 (このIDを非表示/違反報告)
ミオン(プロフ) - 紗也さん» いえいえ、小説4つ掛け持ち&誤字多い私に比べれば神ですよ！頑張って下さい♪前のコメで、漢字間違えちゃってホントすみません(ToT) (2013年9月26日 20時) (レス) id: e0e8c5e50f (このIDを非表示/違反報告)
紗也(プロフ) - ミオンさん» コメントありがとうございます♪だ、駄作を読んでくれたなんて...ありがとうございます！勿体無いお言葉です(;_;) (2013年9月26日 17時) (レス) id: 9c284d8008 (このIDを非表示/違反報告)
紗也(プロフ) - Ψ朱里Ψさん» 初コメありがとうございます♪ 頑張ります♪ (2013年9月26日 17時) (レス) id: 9c284d8008 (このIDを非表示/違反報告)
ミオン(プロフ) - 沙也さんの小説色々読みましたが、すごい文才あると思います！凛もカッコいいし、尊敬します！ (2013年9月26日 12時) (レス) id: e0e8c5e50f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗也
| 作成日時：2013年9月11日 16時
