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センラさんが私の膝の上で寝て数分、それを見た坂田さんがなぜか頬を膨らませていた。
『どうかしたか?』
さ「…べっつに〜?」
『そうか』
坂田さんはそう言い、そのまま遊ぶのを再開した。本当になんなんだ
し「あっ、そうだ。提案なんだけどさ」
『?』
う「どうした?」
し「なんか違和感がヤバイし、お互いの名前は呼び捨てにせん?」
人差し指をぴっと立て、ニィッと笑う志麻さん。…ふむ、確かに彼らにしてはそうなのだろう。
じゃあこれからは彼らの事を、呼び捨てで呼ぶのか…。その方が違和感だが
『分かった。努力する』
う「努力することか?」
『慣れてないからな』
う「ふぅん?」
うらた…はそう言い、ゲームを再開したため私は近くに置いてある本を手に取る。えっと、しおりは…
せ「……ん」
『…(起こしちまったか?)』
せ「……」
起きたかと思ったが、どうやら体勢を少し変えただけで起きる様子はなかった。危ない、今ので起こしたのかと思ったな。
本を開いて読書を始めようかとすると、服を誰かに引っ張られた。
本を少し退かし、下を見てみればセンラが私の服を握っていた。
『随分と可愛い事をしてくれるな…』
さ「…おれ拗ねた。」
し「なんでやねん」
う「お前2位だろ」
さ「ふんっ!」
突然、ゲームをしていた3人が騒がしくなった。
騒ぎの元凶は坂田が多いが…
『坂田、さっきからどうしたんだ?
私が何かしちゃったなら謝るが…』
さ「…じゃー、センラそこから退かして」
『んー、それは無理だな。』
う「あぁ、なるほど…」
流石に寝てる奴をどかすわけにもいかないと言うと、坂田は先ほどよりもっと頬を膨らませた。
うらたは何か言ってるし…。志麻、助けてくれ。
し「ムリ★」
『はぁ…』
う「嫉妬してるだけだよ、こいつは。なァ?坂田」
さ「は、はぁっ!?」
膝枕してるだけなんだが?
ーーー♧♤♡♢ーーー
アイシャルトただいま戻りました!
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ちょこ - 更新が止まってます!戻ってきてください!続き楽しみに待ってます!(´;ω;`) (2022年2月28日 15時) (レス) @page23 id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
乃々夏(プロフ) - 竜胆さん» 毎回毎回喜びまくってます////((は? (2020年11月1日 20時) (レス) id: e426f8e368 (このIDを非表示/違反報告)
竜胆(プロフ) - 乃々夏さん» 喜んでもらえたなら嬉しいです(≧▽≦) (2020年11月1日 15時) (レス) id: 0e1550091e (このIDを非表示/違反報告)
乃々夏(プロフ) - 坂田さんが可愛すぎる件について。 (2020年11月1日 12時) (レス) id: e426f8e368 (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - いろみず@夢見月*小夜セコム隊さん» おおっ!?いろちゃんもこの神作品を拝みにきてたんだね() (2020年10月30日 6時) (レス) id: 6b7b145b17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:竜胆・アイシャルト x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=5ee9fa7f2a7bd06bef7dcb77652f9a37...
作成日時:2020年9月29日 23時