回想12 ページ14
ｶﾂ ｶﾂ ｶﾂ ……
ﾍﾞﾙﾓｯﾄのヒールの音が冷たい廊下に響く
ﾍﾞ｢この部屋ね…
良い？貴女は大部組織の内情を知っている
みたいだから言うけれど、貴方の本当の事は
ボスと私しか知らないわ。
勿論ジンも知らない。ここでは貴方は
“アキ・エリーカ・西浜”。
誰も“A・西森・ｱﾙﾌｧﾚｰﾀ”の事は知らな
い。
注意するのよ ｣
『… 分かりました 』
ﾍﾞ｢開けるわよ｣
ｶﾞﾁｬ……
ﾍﾞﾙﾓｯﾄが居て良かった 。
ドアを開けると目の前にはジンの顔。
ジンの顔。やっぱりリアルに見ると竦み上がる
前世ではジン来た！キャーキャー
って騒いでたのにな 〜,,
ﾊｧ……
ﾍﾞ｢ちょっと？そんなに詰め寄らないでくれない？｣
ｼﾞﾝ｢ ﾍﾞﾙﾓｯﾄ。そこをどけ。
… …
コイツが入って早々ボス直々にｺｰﾄﾞﾈｰﾑを貰
ったっていうイレギュラーか？
そんなに役に立つようには見えないんだが｣
『…… 』
ﾍﾞ｢まだ何もテストはしてないわ。
ボス直々にテストをして結果だけを貴方に伝
えるよりも貴方直々にテストをした方が貴方
も納得できるはずだ …… とね。ジン｣
ｼﾞ｢成程な そりゃ嬉しい話だ…
だがそれならますます気になるな。
……お前は何者だ？ 何故《あの方》は無条件でコイツを入れたのか … ｣
『ぁ、 あの… そろそろ銃を下ろして貰えませんか？』
精一杯の笑顔で言ってみた
そう 私は部屋に入った時からジンに銃口を向けられていた
まさかジンに銃を突きつけられる人生が待っていたなんて私は思いもしなかったな……
足の震えを気合で抑える
私は ﾍﾞﾘｰﾆ。ﾍﾞﾘｰﾆ。
誰にも隙を見せてはならない
『生憎 物騒な事は苦手なんでね』
何かどうしても安室さんを
お手本にしてしまってる気がする……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 68人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しらす( 。∀ ﾟ) - 関西弁女子好き。更新がんばれ└( 'ω')┘ (2018年4月29日 22時) (
レス) id: d4e7124cbd (このIDを非表示/違反報告)
方程式(プロフ) - 天音さん» わあああ ！！初コメです｡ﾟ(ﾟ^ω^ﾟ)ﾟ｡有難うございます頑張ります！！ (2017年5月10日 7時) (レス) id: 39cb966c64 (このIDを非表示/違反報告)
天音 - 面白そうですので更新待ってます！ (2017年5月9日 22時) (レス) id: 26d8449739 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かむ子 | 作成日時：2017年5月8日 17時
