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岩「ごめんね、明日も仕事なのに。」
「ううん。いい気分転換になったよ！
ごめんねだなんて、違うよ。
私は感謝してるんだよ？
…ありがとうって、言わせて」
もうすぐ家に着く頃、
楽しく話していたと思ったら剛典君がしんみりしながら言い出した。
謝ってもらわなきゃいけない事なんて、されてないよ。
岩「ほんとはね、Aちゃんに言いたい事があったんだ。」
「ん？なぁに？」
岩「まだ言えない。」
「えー？何それ？気になるね(笑)」
家の駐車場に着いて、ゆっくり降りたら剛典君に手を引かれた。
岩「ごめん、もうちょっと付き合って？」
静かに、手を繋いで近所の高台まで登った。
近くに住んでいるのに、来たことがなかった。
［高台公園］と書かれた、そのままの名前の公園のベンチに腰を降ろす。
そこからは街の夜景が一望出来た。
キラキラ輝くネオンは、お店や家の光の集まりだと分かっていても
綺麗だと思わずにはいられない。
「すごい…、ここってこんなに綺麗だったんだ」
岩「駅の反対側来たことないって言ってたから、Aちゃん知らないんだろうなって思ってた」
「うん…。」
岩「ね、Aちゃんこっち向いて？」
体を剛典君の方へ向けると、
何処から出したのか一輪の薔薇を持っていた。
岩「誕生日おめでとう」
「……なん、で…？」
知ってるの？
って、ビックリしすぎて言えない。
それより、
剛典君が祝ってくれたことが嬉しくて。
岩「高本さんが、この間教えてくれた。
仕事中にプレゼント探してたから(笑)
誰へあげるのか聞いたら、Aちゃんへって。
広臣君がいないから、一人で誕生日迎えちゃうのかなって。
そんな事させたくないし、最近落ち込みっぱなしのAちゃんに元気出して欲しかったから。
でもやっぱり、一番に言いたかったのもあるかな。
おめでとうって。」
駄目だよね、彼氏が海外だからって俺がこんなのしちゃうのって。
そんな事言いながら笑ってる剛典君は、
ちょっと照れていて。
何でこの人は、
こんな私に、ここまで優しいんだ───。
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りみ(プロフ) - 初めまして！そうなんです。全くもう、何処に甘々置いてきたんでしょうか？きっと柏木に奪われました☆テヘペロ← 2に進んで頂けるの嬉しいです＼(^o^)／ (2015年10月17日 18時) (
レス) id: 22627e930e (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - うん、ドロドロだね。柏木ムカつくね。最低だね。て、読み始めたらはまっております、はじめまして。あゆです。２に進みまーす！ (2015年10月17日 16時) (レス) id: 7f78f03745 (このIDを非表示/違反報告)
りみ(プロフ) - maikoさん» 柏木ムカツキますよねーっ( `-´ ) (2015年10月12日 18時) (レス) id: 22627e930e (このIDを非表示/違反報告)
maiko(プロフ) - 柏木ムカつくっー！ (2015年10月12日 17時) (レス) id: 7398d9c457 (このIDを非表示/違反報告)
りみ(プロフ) - そらさん» えへへー！別れちゃいましたー！（笑）臣様泣いちゃってまーすヽ(；▽；)ノ (2015年10月11日 10時) (レス) id: 22627e930e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りみ
| 作成日時：2015年9月16日 23時
