19 ページ20
.
深「最初、モニタリングして聞いてたからまさかホントの案件かかってるなんてと思って俺すげぇパニックになってたのに……その研修生は冷静にお客様の言葉を聞いてしっかりと対応してた。その後、お客様側が”電話に出たのがあなたで良かった”って言ってくださった後にその研修生にこって笑って”お役に立てて光栄にございます。”ってしっかり受け答えも出来て。
なんかその姿見て…凄いなぁ。この子と仕事がしたいって思うようになった。
その後、その子俺と同じ部署に配属になって
周りの人から色々仕事任されて、絶対断ってもいいのに。嫌な顔一つしないで分け隔てなくこなしく姿見て…目が離せなかった。困ってる時は俺が1番に助けたいって」
貴方「……深澤さん、それって」
深「俺が好きなのは…Aだよ。
もう5年もAのこと好き。どうしようもなく好きだし守りたいって思う」
貴方「…私なんて恋愛経験無いし…深澤さんみたいな人に相応しいわけありません!そ、それに、からかうなら」
深「あーもうちょっと黙って」
貴方「…んっ!」
そう言うと深澤さんはテーブルから体を乗り出して私にキスをした
深「恋愛経験ないなら俺色に染めるし相応しいとか相応しくないとかじゃない。俺と一緒にいたいかでしょ?」
貴方「……最近の私おかしいんです。」
深「ん?」
貴方「前まで人とは必要最低限にしか関わらない。オシャレなんて必要ない仕事だけ。って思ってました。
……なのに、深澤さんの事になると余裕がなくて…岡部さんと話してるところ見てモヤモヤして…今日だって深澤さんに見て貰えるかなってって思ってこのワンピース着てきたり」
深「まって。今の話聞いて…俺勘違いしていい?Aも俺のこと好きって」
貴方「……えっと」
深「俺と岡部が話してるの見てるの見て嫉妬したってことでしょ?」
貴方「これが……嫉妬。
そうですね……それが嫉妬というなら私はものすごく嫉妬しました。
どうやら……私、ふ、ふかざわさんのこと好きみたいです」
深「……え、待って。、嘘じゃない?ほんと?これ夢?」
貴方「本当です。私、嘘はつきません。」
深「俺からちゃんと言わせて。
倉本Aさん、俺と付き合って下さい。」
貴方「…はい。宜しくお願いします。」
深「あーやばい嬉しい!!!A大好き!」
貴方「私も…好きです。」
こうして私に初めての彼氏が出来た。
深澤さんという素敵な彼氏が。
、
313人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:り。 | 作成日時:2021年6月12日 15時