15 ページ16
.
目｢すぐに答えが欲しいわけじゃない。ゆっくり考えて欲しい。
……俺はAに何かあったらすぐ駆けつけるし助ける。だから、無理しないで。｣
貴方｢う、うん……ありがとう。めめくん。よく考えてみる。｣
目｢うん。ほら、あと少しで定時だし頑張ろ？終わったら迎えに行くから。｣
貴方｢うん。ありがとう。｣
めめくんは優しい。
周りの同期にはよく嫌味ったらしく
”倉本さんには目黒くんに守られてるから”
と、言われてきた。
でも、実際本当に仕事が大変な時、辛い時…絶妙なタイミングでいつも助けてくれる。
…めめくんは何が良くて私を好きになってくれたんだろ。
フロアに戻れば岡部さんは帰る支度をしていた
定時であと40分はあるのに。
…あ、深澤さんも帰る支度してる。
デートだもんね。仲良しそうで何より。
深｢あ、倉本…｣
岡部｢辰哉！ほら、早く行こ！皆さんお先でーす！｣
貴方｢深澤さん、岡部さん。お疲れ様でした。｣
深｢あ…おつか…れ。｣
佐｢ねーねー倉本ちゃん！｣
貴方｢どうされました？佐久間さん？｣
佐｢いまのふっか…どう思う？｣
貴方｢何も思いません。岡部さんにとってもお優しい方なんだな。と思ってるだけです。｣
渡｢おい。佐久間！いらん話するなって、ったくふっかもなんでなんも言わねぇんだか…｣
貴方｢……あ、佐久間さん。その資料私やりますよ？｣
佐｢え？！いーよ！いーよ！倉本ちゃんに任せたら俺がふっかにめっちゃ怒られるんだよ！！！｣
貴方｢いやでも…｣
目｢A迎えに来たよ。仕事終わった？｣
貴方｢あー、うん。メールだけ送れば終わり｣
目｢おっけ。待ってる。｣
佐｢めめ！お迎え！さすがだわ〜！佐久間さんキュンキュン〜！｣
目｢俺がキュンキュンして欲しい相手違うんで…｣
渡｢目黒…頑張れよ。｣
目｢あざっす。｣
貴方｢めめくんごめん。行こうか。皆さんお疲れ様でした。失礼します。｣
｢｢おつかれ〜｣｣
貴方｢めめくん、どこ行く？｣
目｢俺に任せて？｣
そう言うとめめくんは私の手を取って夜の繁華街へ入っていった
、
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 313人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：り。 | 作成日時：2021年6月12日 15時
