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岡部｢ねぇ辰哉、この資料って倉本さんの担当でしょ？｣
深｢え？あ、そうだけど……｣
岡部｢ちょっと、倉本さん。仕事大変なのわかるけど、だからって異動して間もない私に押し付けるなんて。後輩のくせにほんと図々しいわね！！！！｣
貴方｢いえ、私そのような事はしてませんけど。｣
岡部｢言い訳なんて要らないのよ！！！あたしがチヤホヤされて悔しいのかもしれないけどだからって…｣
？｢Aはそんな無責任なことはしません。異動して来て間もない方にAをとやかく言われる筋合いはありません。｣
貴方｢…め、めくん。｣
目｢何か言いたいことやりたくないことなら俺が引き受けます。これ以上、俺の同期を悪く言わないでくれますか？｣
岡部｢なによ。いいわよ！やったやるわよ！！！このくらい。｣
目｢そうですか。宜しくお願いしますね？先輩？｣
岡部さんは顔を真っ赤にして席に戻った
深｢くらも…｣
目｢A大丈夫？？なんかあったらすぐ言うんだよ。｣
佐｢いや〜めめかっこいい！！！佐久間さん感激しちゃった！｣
渡｢お前男前すぎだろ！見直したわ〜！｣
向｢さっすが俺のめめきゅん！！！｣
目｢いや、いつから康二のものになったのよ俺w｣
貴方｢あ、りがと…めめくん。頼もしい同期だよ。｣
深｢…。｣
トラブルと一旦落ち着きみんな各々の業務にもどる。
私もデスクで宮舘コーポレーション様の資料作成をしていた。
その時だった
渡｢倉本。ちょっといい？｣
貴方｢渡辺さん。はい、大丈夫ですよ。｣
そう言って渡辺さんに連れてこられたのは最上階のカフェスペース。
渡辺さん…今日はやけに声掛けてくるな。
渡｢ごめんな。急に。びっくりしたよな。｣
貴方｢いえ、でも、私に話しかけてくるの珍しいな…とはおもいました。｣
渡｢ふは。素直で面白いわ。実はふっかの事でちょっと…｣
貴方｢え？ふ、かざさん？の事ですか？｣
渡｢最近、元気無くてさ。岡部にベッタリくっつかれてるから疲れてんのかな？ぐらいしか思ってなかったんだけどさ…どうも違うっぽいんだよね。
最近……倉本のデスクの方見ては溜め息、目黒と倉本が話してるとこ見て溜め息。｣
貴方｢…私の事嫌いなんじゃ無いですか？｣
深｢…そんな訳ないじゃん。｣
貴方｢…深澤さん｣
渡｢ふっか…｣
深｢ったく。翔太、倉本ちゃんにあんま変なこと吹き込むなよ。｣
渡｢なら、お前がもっと素直になれよ｣
そう言って渡辺さんは去っていった
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作者名：り。 | 作成日時：2021年6月12日 15時
