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貴方｢い、いや！彼氏では…｣
深｢えー？！ほんとですか！店員さんったら乗せるの上手いんだから〜！でも、彼女なら絶対似合うと思って！これ全部下さい！
あ、支払いカードで！！！｣
貴方｢深澤さん？！？！そんな！申し訳です！｣
深｢聞こえなーい！俺なんにも聞こえなーい！！！
ありがとうございます！店員さん！｣
貴方｢深澤さん。ちゃんと金額お返ししますね。｣
深｢絶対受け取らない。これは俺からのプレゼント！ほら、次行くよ！｣
貴方｢ちょ…深澤さ〜ん……｣
次に来たのは……メガネ屋さん
貴方｢え？メガネですか？｣
深｢違うよ。すみません！店員さん！彼女のコンタクトを作りたくて！｣
貴方｢……コンタクト？？？｣
実はコンタクトは近々作ろうと思っていた。
でも、まさかこんな早く作ることになるとは…っていうか…深澤さん何がしたいんだろう？
貴方｢深澤さん……コンタクト入れました。｣
深｢お！どれど……れ。
うわぁ。やべぇ。想像以上。｣
貴方｢あの、にあわないですよね。やっぱりやめま…｣
深｢かあいい。可愛すぎるよ。待って。やばい……｣
貴方｢深澤さんどっか頭打ちました？可愛いなんて…｣
深｢これは会社にして行ったらモテちゃうからあんまりコンタクトは会社にしてきたらだめ！｣
とか何とか言われたけどとりあえずコンタクトを買った。
深｢そろそろいい時間だしご飯でも食べて帰ろか〜｣
貴方｢あ、はい。……って、深澤さんこんなに私と一緒にいていいんですか？ほら、彼女さんとか。｣
深｢え？彼女？いやいや。いるわけない！いたらこんなにAといないよ〜！まぁ、なってくれたら嬉しいけど……｣
貴方｢ん？なにか言いました？｣
深｢ううん！今はまだ知らなくていいよ。すぐ伝えるから。｣
深｢さて、何食べる？｣
貴方｢深澤さんお酒飲まれますよね？あとつまめるもの……｣
深｢あ、待った。酒は飲まない。今日は。ソフドリで。｣
貴方｢え？あ、分かりました。では私もウーロン茶で。｣
夜ご飯まで深澤さんにご馳走になってしまい結局私がお金を出したのはコンタクトだけ。なんかご馳走してもらったり買ってもらってばかりだな。
貴方｢何から何まですみません。ありがとうございました。｣
深｢いーえ！なんかデートしてるみたいで楽しかった〜！｣
貴方｢デートですか…そんな軽く言ってはダメですよ。そんな事。では。お疲れ様です。｣
深｢……待って｣
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作者名：り。 | 作成日時：2021年6月12日 15時
