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襲撃ページ7

宇井郡｢......非通知の着信か。もしもし？｣

『例の話、してくれた？』

宇井郡｢信頼できる人間にしたよ。信頼できても疑わしい奴らにはしてないけど......とにかくそっちは任せていい？｣

『もちろん。旧S3班、一時的な復活だ。そっちに戻る気はないから！対よろ！』

バレたら犯罪者を匿ったバカとして捕まる、ギリギリの賭けだ。

じきにCCGがおかしくなる、お前は正気でいろ。なんて......世話になった先輩からそう言われたら、そうするしかない。

宇井郡｢(これまでのピエロによる各支局の襲撃、ほとんどが確信している。こんな真似は琲世にはできない。だが声を上げれば何かに殺されるのは明白だ。)｣

鈴屋什造｢来ますか。｣

宇井郡｢旧多が予想した展開になってきたな。各区の襲撃、そして......本局にはじきに本隊がやってくる。｣

鈴屋什造｢そろそろ準備してきますね。｣

もしもの時は逃げなよ。匿うから。......ビビりの私にそんな言葉をかけた以上、あの人らには多少は責任を取ってもらわないと。