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六月透｢真っ先に死神潰せたから、後は楽だね。あっ、それは君が預かってくれる？精神崩壊してこっちが襲われたら嫌だから。......ハジメ？｣

安浦晋三平｢笑いながら地下へと行きました。｣

六月透｢そう。先回りして逃げようとする喰種を殺してくれるなら、それはそれで助かるけど。Aもあれの手元だし。オッガイ、後はカレーにしちまえ。｣

霧嶋董香｢............｣

ハジメ｢やった、褒めてもらえた。これはでっかいなぁ。手柄もらったり。やりぃ。｣

｢......｣

ハジメ｢進まないなら殺しちゃうよ？それとも僕の赫子を心の臓まで感じてみたい？人の質らしくわんわん主に従えって｣

｢黙れよ。旦那殺した罪、償え。｣

＿＿＿＿＿＿パキッ。

ハジメ｢......は？赫子？しかも鱗赫マジ？しかもこっちよりつよそー......｣

｢小さい頃からずっと人肉を喰っていたからな。毎年必ず、三人は。喰種も喰った。ずっと憎いと思っていた悲劇が、喰種と成り果てた私を強くしている。経験に差はあれど、力に差があればすべて凌駕できる。覚えておきな、小僧。｣

ハジメ｢調子に乗るなよ、女が。でも張り合いありそうで楽しそうだ｣