正しい彼氏との別れ方 ページ10
貴女「ごめん、遅れた」
咲也「大丈夫？
昨日のこと」
万里「大丈夫か？」
貴女「うん、大丈夫
万里、昨日はありがとう」
万里「当たり前」
至「A、乗って行きな」
貴女「至さん
ありがとうございます」
万里「至さん」
至「ほら乗って」
4人「「あざーす／ありがとうございます」」
クラスメイト「え、雪白さん？
目、腫れてる、大丈夫？」
クラスメイト「摂津になんかされた？」
万里「なんで俺なんだよ！」
貴女「ちがうちがう」
クラスメイト「あ、もしかして摂津
この学校のマドンナを振ったわけ？」
万里「違ぇよ！」
貴女「そうそう、何も無いよ」
クラスメイト「なーんだ、つまんないの」
万里「俺が一方的に告っただけ」
貴女「え！？
あれ、告白だったの？」
万里「気づかなかったのかよ」
貴女「本気で言ってると思ってなかった、ごめん」
クラスメイト「あれ、でもA彼氏いなかったっけ？」
貴女「いるよ」
クラスメイト「失恋確定だな、ドンマイ」
亜美「詳しく聞かせてもらうから」
貴女「ｱﾐｻﾝ、ﾜｶﾘﾏｼﾀ」
亜美「ふーん、つまり彼氏の束縛が激しくてカフェで喧嘩して泣いて帰ったら摂津が部屋に入ってきて摂津の前で泣いたら告白されたわけか」
貴女「うん」
亜美「まぁ、いいんじゃないの？
摂津、顔良いし。お互いのことよく知ってんでしょ？
それに、彼氏の方もそこまで重いと手に負えないでしょ
早いトコ手を打たないと大変なことになるよ」
貴女「彼氏とは別れるよ
万里のことはわかんないの。ずっと隣にいたし隣にいるのが当たり前でこれからも一緒にいれると思ってたし」
亜美「それが答えだよ
もう別れちゃいな、素直に他に好きな人ができたから別れてって」
貴女「あの彼氏にそれが言えたら苦労しない」
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作者名：rim | 作成日時：2020年12月29日 9時
