ネバーランドと天才と――――― ～３～【約束のネバーランド】 (ページ4)

今日:19 hit、昨日:6 hit、合計:17,569 hit

- ページ4

noside

――――コンコン

ヴィンセント「おはようボス。」
ノーマン「おはようヴィンセント。」

ヴィンセント「再会は楽しめたのか?」
ノーマン「うん。まぁね、おかげ様で。」

ノーマン「クリスとドミニク、容体が安定したってね。礼を言うよ。」
ヴィンセント「つまらん。もういつものボスか。昨日はボスがまるで別人だとみんな騒ぎ立てていた。私も見たかったね。」
ノーマン「からかうな。無駄口はいい。計画の修正だ。ハヤトからの報告は聞いたか?」

ヴィンセント「『道中量産農園に侵入したが、警備が強化されていて侵入が露見した。』」
ノーマン「そう。しかもその際人間の姿を見られている。同時にＧＦ脱走者の生存が鬼達の間で明らかになった。」
ヴィンセント「まずいか?」
ノーマン「いや。でも敵より先に手を打ちたい。計画を少し早めよう。丁度急がなければならない理由も出来た。」

ノーマン「この革命は無血で勝利しなければならない。血は流させない。食用児の血はね。この手紙を彼らに。急ぎ、例の会談の手配を頼みたい。」
ヴィンセント「イエス、ボス。直ちに。」