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和也「はい？」
A「だからお金っ、要らないって！」
和也「いやだからなんのことよ(笑)」
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さっきからずっとこんな調子で知らないフリされてるけど
私はポケットにお金入れたことないし、…値段的に絶対二宮くんだもん
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A「受け取ってよっ//」
和也「つか最近よく俺に絡んでくるけど、惚れちゃった？」
A「話逸らさないでっ！//」
和也「否定しねぇんだ(笑)」
A「するよ！//」
和也「なんでそんな興奮してんの(笑)」
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ぴと…って頬に添えられた二宮くんの手が冷たくて
鼓動が一気に速くなる。
・・あぁもう…
私ばっかり…どうしてこんな振り回されてるの？
しかもお金…
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和也「顔赤いし熱いし」
A「…っ//」
和也「金そんな握ってっと手臭くなるよ(笑)」
A「なら受け取って！//」
和也「早く財布ん中しまえや。…な？ホラ」
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その時初めて見た、優しく笑ったその顔に
一瞬、心が持っていかれそうになった
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ラッキーアイテム
革ベルト
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作者名：ゆら
| 作成日時：2013年3月5日 19時
