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A「なに…、あれ」
和也「いや別に？俺は本当のこと言っただけだけど」
A「・・・・・」
和也「まぁよかったじゃん、アイツの餌食になんなくて」
A「餌食…って…」
和也「ぜってぇそーだろ。それか罰ゲームかなんかじゃねぇの？」
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“おまえが狙われるとかあり得ねぇ”
とか…バカにしたように笑う。
確かに…あり得ないけど
もうちょっと、かっこよく助けて欲しかった。
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だって仮にも彼は学校のアイドルというか…王子様というか。
顔良し、性格良しの容姿端麗だって…誰かが言ってた。
・・顔はいい、って認めるけど性格は絶対悪い。この人。
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和也「ちょっとは感謝したらどーよ」
A「ありがとうございますー」
和也「・・うっぜぇー…」
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・・・ほら
こーいう言葉遣いとか目付きとか
こんなの、王子様じゃない。
私の理想的な王子様はもうちょっと優しくて気遣いができて…
彼とは正反対の人だと思う。
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ラッキーアイテム
革ベルト
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作者名：ゆら
| 作成日時：2013年3月5日 19時
