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阿部「いや、結構衝撃受けてる。」
相当ショックだったのか、口元に手を当てて何やら考えている。
「でも社会人になったら、年齢とか、そこまで関係ないじゃないですか？みなさん年齢不詳ですし。」
阿部「あ。いや、絶対年下だと思ってました。偉そうにしてすいません。」
申し訳なさそうに頭を下げてくる。
「いやっ、そんな。社歴は阿部さんの方が長いし、ゆうて１年差じゃないですか、ほぼタメみたいなものですよ。それに、ほら。自分で言うのもおかしいですけど、童顔で年齢より若く見られがちなので、ね？」
阿部「んー。納得いかない！！」
「え。」
何とか納めようとしたけど、阿部さんは納得いかないらしい、、これは、酔ってらっしゃる？？どうしたものかと考えていると、
舘「失礼します。阿部ちゃん、はいお手拭き。」
こぼしたのを察知したのか、新しいお手拭きを持ってきてくれた。
阿部「ありがとう。ね、聞いて！舘さん！Aさん年上だったのに、俺、普通に先輩風吹かしてて、手とか繋いじゃって。偉そうな態度取ってたの！ねえ、どうしよう？俺このままじゃ納得いかない！」
何故か、店長さんに上目遣い、駄々をこねる。
「いや、先輩って言っても１歳差で。社歴は阿部さんの方が長いです。」
何とか最低限のフォロー入れる。
舘「んー。仕事のことはよくわからないけど。とりあえず、呼び方から変える、とか？阿部さんってなんか距離あるし。阿部ちゃんは近すぎ？阿部くんとか？あと、敬語を無くしてみるとか？その辺じゃない？じゃ、」
とのアドバイスをして言って去っていった。
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作者名：紫 | 作成日時：2023年8月4日 2時
