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説明を聞いているうちに会場時間となり、私たちのブースにもどんどん人が来て、何度もこなすうちにあっという間に時間が過ぎた。中途採用の不安を解消したい人がやはり多いのか、仕事内容から、人間関係等々さまざまな質問を受けた。答えにくい質問、わからないところは助けてくださって、なんとか最後まで無事に終了した。
深澤「よし。今日はもう終わりでいいっしょ。片付けよ。」
人事「そうですね、終わりにしましょう。Aさん！お疲れ様でしたー！質問攻めだったね、疲れたでしょ。」
「思っている以上に盛況で、びっくりしました、、」
人事「ね。今日はもともと盛況だったけど、午後からはここ最近で一番多かったかも。Aさんのおかげかもね。」
「いやいやいや。」
深澤「なになに？俺がなんだって？イケメンだから、人がいっぱい集まったって？まあーね、そうよねー」
人事「もう！深澤さん！そんなこと言ってません！」
そんな冗談も言いながら、会場の片付けをする。先ほどまでは、緊張感で張り詰めていた空気も、会場を後にする企業も増え始め、人気の企業ではまだ就活中の方々から質問をされているところもあったりして、自由な感じでざわざわしている。
人事「会場の担当者に返却物を渡してくるから、ちょっと待っててね。…深澤さん。Aさんのこと、頼みましたよ！」
深澤「はーい、いってら。」
「わかりました。お願いします。」
帰り運びやすいよう荷物をまとめながら、2人で待つことに。
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作者名：紫 | 作成日時：2023年12月30日 11時
