検索窓
今日:38 hit、昨日:3 hit、合計:45,447 hit

見守り隊(別部隊).7 ページ26

阿部side.



阿部「ただいま〜…?」

無事に商談が終わり、早く帰れることになって朝イチで帰ってきて、Aさんの家に来てみた。

今日は俺からサプライズ。いつもなら起きてるこの時間。驚いて出迎えてくれるかと思ったら、静かなまま。


 靴はあるから、家にはいるのかな…?


こっそりリビングへ入ってもいなくて、多少待っていた荷物を床に置いて寝室を除けばベットが大きく膨らんでいた。


 …???


阿部「ぁ。」


 びっくりした…友人さんか

ちらっとベットを除けば、狭いのにぎゅうぎゅうになって、身を寄せ合って気持ちよさそうに寝てる顔がふたつ。手をぎゅうっと握り合って、今まで見たことない穏やかな寝顔に、安心していることがよくわかる。

長年の信頼関係には勝てないなと、少しへこむ。けど、少しでもこの状況が良くなるのなら、お任せするしかない。いつかその場所を俺の場所にしたい。というか、今からでも変わって欲しいんだけど。え、ずるい。

 
 とか思ったりして。


 …完全に嫉妬だな


嫌な気持ちが込み上げてきているのがわかって、でもそんなの、どこにもぶつけられないし、吐き出せないし、言ってはいけない。




.

見守り隊(別部隊).8→←見守り隊(別部隊).6.5 【3/7追加】



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (60 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
388人がお気に入り
設定タグ:SnowMan , 阿部亮平 , snowman
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2023年12月30日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。