異常が日常の街によく似合う (ページ5)

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4話ページ5

「えーっと....イナズマライト流血雷術を使う、ハシュラ・ヴィルトンと言います」

「....ということで、今日から君たちと共に行動する仲間だ」

自己紹介をして。と言われて、自己紹介をしたらなんと聞いてないことを聞き、耳を疑った。

「へ？！は！？何故？！」

うまく文章が作れず、困惑する。

しかし、番頭は脅しの笑顔で『やってくれるよな？』と言ってくる。

「.....へい、番頭....」

酷い。酷すぎる....。

「ってか、今まで私は秘密だったのに、なんで急に....！！」

「こっちも人でが足りないんだよ。それにさ、給料は上がるから良いだろ？」

うぐっ....言い返せる言葉もねェ....。

「チッ、わーったよ」

舌打ちを一つして、本格的なライブラの一員となった。

「シュラはザップと少年のとこに組め護衛を頼むぞ、シュラ、ザップ」

「へーい。.....ってことで、よろしくなー！少年ー！！」

私は少年のとこに行き、背中を叩く。

「....ってぇ....！は、はい。よろしくお願いします....」

ちょっと強く叩きすぎたかな....？

「ということで、頼んだぞ」

まぁ、私はずっと一人でやってきてたし、別に悪くないな。そう思っていた。

「....ケッ、子供みたいな奴のくせに」

私はザップのその言葉を逃さなかった。

「....ザーップくん.....？？」

「え、あの....」

このあと、ザップが悲鳴をあげたことなんてのは私は忘れたことにしよう。

....シュライト。ザップに会ったら信用しないことを祈るよ。