15話 ページ16
「はっはっは〜!やぁ、姉さん!久しぶりだね!今ので死んでくれたらもっと嬉しいんだけど」
モクモクと煙の中から、徐々に姿が見えてきたソイツは私の弟そのものだった。
「やっ、、ぱり、お前だったな!!ライト!!!!」
「あっれ、なんだ生きてたの」
シュライトは怒る私に対してつまらなそうに言う。
「君ねぇ、、この修理はどう責任をもつんだい?」
周りを見ればさっきの爆弾のせいでどこもかしももグチャグチャに崩壊されている。
フェムトよりえげつない、、。
「ライト、私は払わないからな!!」
「えー、んー....じゃあ、モルモットにでも払わせるかー....」
モルモット、、?実験動物だろうか。
アイツはイタズラ好きの研究者。
ザップ程ではないが、充分手に追えないような何処かつかみどころのない奴だ。
.....でもまぁ、それは私も....
同じなんだろうなぁ.....。
「やほー、モルモット。修理費を寄越せってさー!ええっ、そんな酷いこと言わないでくれよ」
何やら、苦戦してるらしいな。
モルモットさんの方が立場が上なのか。
「んー....?だって仕方ないだろ、これは命令だ。送ってこいよー」
「.....モルモット...とは?」
腕を組ながらそう聞くとライトはにやあっと悪い顔をした。
「....知りたい?姉さんが、僕のことを?」
「べっ、別に教えたくないなら、電流付けにする...
「わった!秘書のことさー!」早く言いなさいよ」
ったく。しっかし、秘書もこんな奴が上司で大変だなぁ。
今度、手土産を送ろうか。
「....よし、じゃあ....はい、自己紹介!」
「シュライト・ヴィルトンです。職業は研究者もといヤブ医者。好きなものは人の一生とお金」
「やっ、、やぶ医者....?!」
おわっ、思ったより少年が震えてるじゃないか....。
「....コホン」
咳払いをするとチッと舌打ちをし
「ウソウソ!今のは冗談!」
と笑って退けた。
「研究者のシュライト・ヴィルトン。姉とは違い、僕はイナズマライト流血雷術を使わないよ、よろしくね!」
これから、1週間過ごすのはやっぱり先が思いやられる、、。
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天野ピンク(プロフ) - ちわちー*@刀剣乱舞好きさん» それはその通り、忘れてましたー!!なのでつけた (2017年12月31日 13時) (レス) id: acc5db1e87 (このIDを非表示/違反報告)
ちわちー*@刀剣乱舞好き(プロフ) - タイトル設定し忘れて無いかなー!?(( (2017年12月31日 10時) (レス) id: 54860f499a (このIDを非表示/違反報告)
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