真祖の本当の末っ子ちゃん

番外編　真昼とクロとお買い物♪ ページ10

Aside


今日は、真昼とクロ兄さんとお買い物♪


ちなみに昨日、決まったんだよね。


『....で。何、買うの？真昼』


真昼「ん？そう言えば、言ってなかったっけ。今日はフライパンを買いに行くんだよ。....お前が壊したからな」


『う....あ、あれは事故で〜....』


そう。私は3日前、フライパンを壊したのだ。理由は調理しようとしたら。


その他にも、卵を電子レンジに入れて爆発させたっけ....


クロ「お前、それだけ壊す才能があるのは、逆にスゴいぞ....」


『うーん、これは喜んでいいものなのか.....』


真昼「A。そこは喜ばなくて正解だぞ。」


クロ兄さんは黒猫の姿で話す。


くっ....可愛いな！！触りたいよ！


....でも、まぁ流石、私というか？


失望させるためにやったとか....？


いや、もう真昼のあんな顔は見たくない.....


失望のサーヴァンプより、失望に満ちた顔なんて.....



真昼「お、デパートに着いたな。」


とまぁ、そんなことを思っていたら、いつの間にかデパートに着いていた。


迷子にならなきゃいーけど....


真昼「良いか？絶対に迷子るなよ？」


『もちろん！当たり前じゃん！』


元気よく返事した私とは裏腹にめっちゃ心配そうな真昼&クロ兄さん。


私は、その顔を見なかったことにした


私達は、色んな所を見た。


服とか、小物とか！結構、色々あるんだなー。


『...ねぇ、見てみて、まひ.....』


後ろを振り返れば、誰もいない状態。


これは....うんあれだ。


はい。予想通り迷子りました。


いやーね？デパートって、来る機会がなかったからね？


つい、はしゃいじゃって....


『真昼ー？クロ兄さーん？何処ー？』


走りながらも、2人の名を呼ぶ。


人に見られているのは、うん！気のせいにしとこうか！


真昼「Aー？...ったく、迷子るなって言ったのに....」


クロ「さすが、期待を裏切らねーな....」


おや？聞いたことある声.....


『まっ、真昼！？クロ兄さん！』


真昼「Aっ！探したんだぞ！」


やっと会えた感動の再会....


かと思えば、思いっきり拳が降ってきた。


『いづ！？.....いったぁぁぁ....』


真昼「もう、勝手にいなくなるなよ？」


『はい....ごめ...な..さ...』


一応、私、女子高校生！JKなの！！


殴るってどーゆーこと....痛い...


本当に、主夫だ...お母さんだ....


でも、このあとクレープと言う食べ物を奢ってくれたので、許すことにした。

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