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罰当たり ページ24
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だいぶ外が明るくなってきた頃、店を出た。
「すみません、ちょっとお話よろしいでしょうか」
しばらく歩いてると、後ろから声をかけられた。
そこに居たのは警官だった。
『ご苦労様です。はい、なんでしょうか』
「Aさん…ですよね？実はあなたが連続殺人事件の容疑者と接触があるのではという通報がありまして」
一瞬で血の気が引いた。
この警官たちの言葉で浮かぶのは一つだけ。
神山のことを言ってるのだろう。
『…知らないです、そんな人。』
私は全速力でその場から逃げ出した。
なんども足がもつれそうになりながらも必死に走った。
こんなことなら、神山の言うことを聞いて 家の中に篭もってれば良かったんだ。
罰が当たった。
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作者名：かまんべーる。 | 作成日時：2018年10月28日 19時
