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甘えたいだけ ページ20
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赤「…腹減った。はよ、帰ろ」
そこから動けずにいた私の腕を引っ張って、ずんずん前を歩く。
そんな重岡に今は少し甘えたかった。
私の腕を引っ張る手に、自分の手を重ねた。
『ただいまー』
家に入った途端、先に帰っていた神山がこっちを睨んできた。
『…何？』
緑「俺がいない間に、何してたん？」
何に対して怒っているのか全くわからなかった。
朝の優しい神山はどこに行ってしまったんだろう
緑「俺に言えないようなことしてたん？」
赤「別に俺らが何してようが神ちゃんに関係あらへんやん。」
一瞬の出来事だった。
気付いた時には重岡は壁に追いやられ胸ぐらを掴まれていた。
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作者名：かまんべーる。 | 作成日時：2018年10月28日 19時
