shampoo.〔jk〕 (ページ2)

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それからは図書室で会うことも多くなって、ゆんぎとはよく話すようになった。

次第に仲良くなってお互い好意を抱くのも時間はかからなかった。

それから分かったこと。
ゆんぎは言葉遣いが悪いこと。
だけどめちゃくちゃ優しいこと。
玄米が好きなこと。
甘いものが苦手なこと。
なのにカフェに一緒に来てくれること。

YG「なあ、お前さクリスマスどうしてんの」

『そりゃもちろんクリぼっちですよーだ』

その時の私はその言葉の意図に気づかなかった。

YG「俺が一緒にいてやってもいいんだぞ」

『ゆんぎもクリぼっちなんでしょどうせ』

YG「うるせ黙れ」

『はいはい私と一緒に過ごしてくださーい』

YG「え、まじ？」

『え？』

YG「まじでクリスマス一緒？」

『え、うん？』

YG「っしゃクリぼっち回避！！！」

『そんななら好きな人とでも過ごせばいいじゃん』

YG「それがお前なんじゃん」

え今なんつった？

口を開けて言葉を発さない私に自分が言ったことに気づいたのか顔を赤くするゆんぎ。

YG「…今の忘れろ」

『…うん』

なんとも言えない空気が流れる。

だって、私も好きだったから