甘々な彼と秘密の時間。2 (ページ36)

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『…えっ。仕事ないんですか！？』

お昼休憩が終わって仕事に戻ると

上司が「今日もう仕事ないんだよねぇ。笑」と

呑気に言ってきた。えー…

ユソン「…あ、いたいた！Aさん！」

1番会いたくない人が私目掛けて走ってきた。

え。

何でこの人が。

『……何でしょうか？』

…私ちゃんと笑えてるかな。

ソユ「あれ？ユソンオンニ、どうしたの？」

ユソン「やー、今から撮影に向かうんだけど

スタッフ欠勤出ちゃって人足らないの！

だからAさん借りてくね！！」

『……は？』

…何故わたし？嫌がらせ？

ソユに助けを求めると、行ってらしゃーいと

笑顔で手を振ってる…。

ユソン「ごめんね、でもほんとに人足らなくて」

『いや…まぁ大丈夫ですけど』

やっぱり近くで見ても、ユソンさんは綺麗。

…私が勝てるはずないや。

ユソン「今から現場に移動して、Aちゃんには

バンタンメンバーの着替えのお手伝いね！」

は！？ききき着替えのお手伝い！？

『きっ、着替えって！』

ユソン「ちょっと！笑お手伝いっていっても

メンバーに衣装渡してもらうだけだよ！笑」

そんな顔真っ赤にしちゃって～って

ユソンさんはケラケラ笑う。

ユソンさんと車に乗り込む。

ユソン「…あ、ジミンの事ごめんね。

でも、私が悪いから…。ジミンを責めないで」

ユソンさんは運転しながら申し訳なさそうに

何度もごめんね、と言う。

『…でもジミナ言い訳も何も言わないし、

追いかけても来なかったんですよ。

…だから私、

ただの都合の良い女だったのかなって」

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