甘々な彼と秘密の時間。2

71部 ページ21

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体が動かない。


？「ふふ、今日これ寝癖？可愛いー」



JM「ちょっと、やめてよもー」




やめてっていう割には喜んでるように見えるけど。



…ドアノブに手を離し、また来た道をまた戻る。



『…え』


壁にもたれた爺…じゃなかった

ユンギさんがこちらを見てる。







YG「…だから言ったろ」



『……別に何も』



YG「何もねーやつが泣くか？」



気づいたら頰に涙がつたってた。






…私、何にも知らなかった。

ジミナの事。ただ好きと言われて浮かれてた。



…あの数秒で傷ついてるのは

やっぱり好きだからで。




多分、ユンギさんも忠告してくれたんだと思う。







『…仕事に戻ります』



YG「いいの？慰めてやんのに」



『…お礼はコーヒーでいいです』


ユンギさんは、ははっと笑って



YG「後で持ってってやるよ。笑」




じゃーなと作業室に戻っていく。


…私も仕事に戻ろう。




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