甘々な彼と秘密の時間。2 (ページ13)

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63部ページ13

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JM「まずは色々と迷惑かけちゃて、ごめんなさい」

ジミナはカーペットの上で申し訳なさそうに

正座して頭をペコっと下げる。

『…うん、運ぶの大変だった』

見た目以上に重かったよ。

JM「それでっ…その…酔った勢いで

僕…Aに何かしちゃった…？」

今にも泣きそうな顔で私を見てくる。

…その顔は狡い。

『…したっちゃしたね、

…でも覚えてないならしょうがないよ…』

自分で言っといてあれだけど、

覚えてないのは悲しいわ。

好きだとわかってしまったから余計。

JM「…ごめんっ、泣かすつもりはなくて」

え、私泣いてる？

自分の顔を触ると涙が。

っ！！

JM「…もう僕お酒飲まないから…

いっぱい謝るから、反省するから…

泣かないで。僕の事嫌いにならないで」

ぎゅうっとジミナに抱きしめられる。

嫌いにならないで、なんて

嫌いになれるわけないでしょ。

『…ジミナのパボ。パボパボパボ』

昨日の事は別に怒ってない。

ただ、覚えてない事が寂しい。

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