11話 茶番はほどほどに ページ13
沖田「なんですって?斬る!?」
土方「ああ、斬る」
A「じゃあ私が斬る」モグモグ
土方「てめぇはそのクッキーどうにかしろってか、どっから持ってきたんだよ」
A「食堂にあったから、丁度小腹すいてたし」
沖田「そんなことしてるから太るんでぃ」
A「うるさい、死ね」
ほんと、黙っといてよ
沖田「話戻しやすが、斬るって、件の白髪の侍ですかィ?」
土方「新選組【ウチ】の面子【メンツ】ってのもあるが、あれ以来隊士どもが近藤さんの敵とるって殺気立ってる」
土方「でけー事になる前に俺で始末する」
沖田「土方さんは二言目には『斬る』で困りまさァ。古来暗殺で大事を成した人はいませんぜ」
A「まぁ、土方さんの最も得意そうな分野ですしね。暗殺」モグモグ
瞳孔開いてるし、なんかこわいし。やろうと思ったらできそうじゃん暗殺
土方「暗殺じゃねェ、堂々と行って斬ってくる」
沖田「そこまでせんでも、適当に白髪頭の侍見繕って連れて帰りゃ隊士達も納得しますぜ」
A「あ、総悟それいいね」モグモグ
沖田「これなんてどーです?ほら、ちゃんと木刀もちな」
A「着物も着替えた方がいいよ?ほら、もっとちゃんとしたの着て。今から屯所行くんだよ?」
土方「ジーさん、その木刀でそいつらの頭かち割ってくれ」
沖田「パッと見さえないですが、眼鏡とったらホラ。武蔵じゃん」
A「うわぁ、目だけイケメン」
土方「何その無駄なかっこよさ!!」
後20年若かったらよかったのにねぇ
そのあと、私達は武蔵(偽)と別れた
沖田「マジで殺る気ですかィ?白髪って情報しかこっちにはないってのに」
土方「近藤さん負かすからにはタダ者じゃねェ。見ればすぐわかるさ」
A「いや、案外さっきの武蔵(偽)みたいな人かもですよ?」
土方「いや、それはねぇな」
?「おーい、兄ちゃん危ないよ」
ガシャーン
土方「うぉわァアアアァ!!」
上から木が落ちてきた
A「土方さん死んだ?昇天した?・・・ッチ、してなかった」
土方「Aふざけんなァァァ!!」
12訓 人を傷つけたらお母さんが許しません!!→←10訓 会議は静かに
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桜美夜 - まりさん» そこは見逃して(笑) (2016年4月5日 11時) (レス) id: f2f42112ce (このIDを非表示/違反報告)
まり(プロフ) - エイプリルフール終わったわ!! (2016年4月2日 0時) (レス) id: 17f62b4768 (このIDを非表示/違反報告)
まり(プロフ) - 面白かったよー!!やっと見つけたんでねぇま、これからも頑張って〜 (2016年2月24日 18時) (レス) id: 364b780830 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜美夜 | 作成日時:2016年1月3日 15時