いつか逢えるといいね

壱馬side ページ41

この喋り方は
だいぶ酔ってるわ…

《なんでぇ？パパ達居るやろ？》
姫「いるよ！でもママがいないとさみしい…」
《壱姫？あんな、ママ今日でもう夜はお仕事行かへんから!これから、ずっと夜一緒に寝れるやろ？だから、今日だけ我慢して？》
姫「ねたら、おむかえくる？」
《何時かは分からん…でも絶対お迎え行く!!
今日ね？ママが最後やから…ママにいっぱいの人がバイバイしに来てくれてるから！分かった？》
姫「わかった！ママ、ごめんなさい…」
《壱姫はええ子やな♡ママ、呼ばれてるから
切るよ？ちゃんと寝なあかんで？》
姫「はぁーい！」


めっちゃ腹立つ…


姫「パパ？切れちゃった…」

壱「ママお仕事やし､しゃーないな笑」

慎「Aさん、だいぶ酔ってません？汗」

壱「多分かなり酔ってるな……」

慎「めっちゃﾃﾝｼｮﾝ高かったですもんね？笑」

壱「ほんまいややわぁ……」


壱「壱姫!!汗」

また掛けてるし…


《今度はなに？》
姫「ママがきるから！」
《ほんまにごめん…無理……切るよ？》
姫「いやや！」
《終わったらすぐ帰るから！「男か？笑」
違う！子供やって！壱姫？後で掛ける!!ごめん…》
姫「ママー!」


壱「もう勝手にかけんなよ…
壱姫？やくそくしたやろ？もう寝よ？」

姫「ねたらママかえってくる？」

壱「あぁ、
起きてたらいつまででも帰ってこんで？」

姫「わかった…ねる……」

壱「ええ子やな笑」

姫「まこっちゃん!おやすみ…」

慎「おやすみなさい！」


俺のベッドで壱姫を寝かせてたら
眠たかったのか、すぐに寝てくれた…
慎が居るリビングへ行った…

〜♪
慎「壱馬さん？電話!」

壱「あぁ、ありがとう…もしもし？」
《壱馬？壱姫は？》
壱「今やっと寝たで？」
《そっか!よかったぁー!
泣いてるかと思て電話したんよ！ありがとｯｯ！》
壱「お前、酔いすぎちゃう？」
《酔ってるかなぁ？酔ってるか!笑
もうちょいで終わると思うから、また連絡する!》
壱「分かった…」
《壱馬？》
壱「なに？」
《………まぁいいや！じゃあ、ね？》
壱「ちょっ…切られた…」

慎「機嫌悪いの分かったんじゃないですか？汗」

壱「かもな…」

慎「まぁ､今日で最後ですしね笑」

壱「せやな…笑」

誰だって自分の女が夜働いてて
仕事中の電話なんか聞きたぁないねん…
「男か？笑」
って聞かれてうんってゆーやついる訳ないやん…








〜♪
壱「終わったんか？」

《今から帰る!壱姫迎えに行こっか？》

壱馬side→←壱馬side

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す